ペニス(ちんこ)は男性の象徴であり、自信の源です。しかし、他人と比べる機会はそれほど多くなく、誰でも一度は「もしかして自分のペニスは他人と違う?」と悩んでしまうもの。
そんな悩みの中でもペニス(ちんこ)の色についての悩みはペニスサイズの悩みに並ぶほど多いようです。
この記事ではそんな悩みに答えるべく、「ペニスの色と性欲の強さの関係」、「ペニスが黒くなる3つの原因」、「ペニスの黒ずみを抑える方法」を解説しています。
ペニスの色が変わるのにはちゃんとした理由があり、それを正しく理解すれば「他人と違うのでは?」と思っていたことも意外に普通だと思えるはずです。
また、色の悩みで最も多いペニスの黒ずみのケア方法についても触れているので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
男性は子供から大人へと成長する過程で、アンドロゲンやテストステロンなどの男性ホルモンが分泌されます。
中でもアンドロゲンはペニスが成長する際に肌を浅黒く変化させるので、男性のペニスは程度の差はあるものの黒ずんでいるのが一般的です。
とはいえ、ペニスの色は年齢や体調、生活環境、ホルモンバランスで変化するもの。
特にホルモンバランスはペニスの色に強く関係するだけでなく、性欲の強さにも繋がってくる要素。
そこで、ここではペニスの色と性欲の強さについてまとめてみました!
ペニスの色でおおよその性欲を診断することは可能です。
性欲が強いのか、弱いのか、疑問を感じている人はひとつの判断材料として知っておきましょう!
黒々としたペニスは一般的に経験豊富で性欲旺盛な「ヤリチン」と言われています。しかし、この噂は本当なのでしょうか?
端的に言ってしまえば性欲旺盛な方は確かにペニスが黒くなりやすい傾向にあります。
ペニスの黒ずみは肌にあるメラノサイトとメラニン色素の働きによって起こります。
ペニスにも肌があるので、他の部位にシミや日焼けができるのと同じく、メラニン色素で肌が黒くなるのは当たり前 のことです。
メラニン色素は刺激から肌を守るために、メラノサイトという細胞で作られる色素。刺激には紫外線だけでなく圧迫や摩擦も含みます。
例えば膝小僧は衣服との摩擦や地面との接触があるためメラニン色素が生成されやすいですし、授乳期の赤ちゃんがいる女性の乳首が黒ずむのは刺激を日常的に受けるからです。
性欲旺盛な方はセックスやオナニーで頻繁にペニスを刺激する傾向があり、ペニスが黒いのはメラニン色素が増えた結果と言えます。
また、メラノサイトに働きかけてペニスを黒くするアンドロゲンは性欲を増す効果があるので、そういった事実も「ペニスの黒い人は性欲旺盛」説を印象付けています。
ただし、体質的にペニスが黒くなりやすい方もおり、あくまで「その傾向がある」程度ということも併せて覚えておきましょう。
ペニスが紫色の方はストレスによる血行不良を引き起こしている可能性があります。強いストレスがかかっている状態では男性ホルモンが減少し、性欲もそれに合わせて減退していきます。
強いストレスを感じているときに体に起こる「目の下のクマがひどい」「なんだか歯茎の色が赤黒い」「唇の血色が悪い」「手の先や足の先が冷える」といった変化も血行不良が原因。
ペニスが紫色に変わるのもこれらと同じストレスのサインである可能性が高いです。
中でも亀頭部は唇と同じく粘膜を薄い皮が覆う構造をしていますから、ハッキリとストレスのサインが現れます。
ペニスが紫色で悩んでいる方は、鏡で他にストレスのサインが出ていないか、眼精疲労や肩こりがないかを確認してみてください。
こういったサインがでるほどのストレスを抱えていると自ずと性欲も減少していくでしょう。
正常な性欲を保つには肉体的な健康だけでなく心の健康も大切です。性欲減退で悩んでいる方は、ストレスの少ない生活を心がけることで自然と紫色のペニスも改善していくはずです。
紫を超えて青白くなってくると、非常に性欲が弱いと言えます。
というのも、青白いペニスは貧血が疑われるレベルで血行が悪くなっているため、精神的なストレスだけでなく肉体的に弱っている可能性が高いからです。
女性は月経で定期的に血液を失うため貧血が慢性化しやすいですが、一方で男性の貧血は深刻化しやすいと言われています。
男性は月経のように大量の血液を失う原因がないため、逆説的に貧血が起こるということは病気や怪我、極端な不摂生が根底にあるパターンが多いからです。
また、肌が青白いということは男性ホルモンの生成量が減っている可能性もあります。メラノサイトに男性ホルモンが働きかけないため、どんどん色が抜けている状態です。
青白くなるほど男性ホルモンが減少しているとなると、性欲もほとんど湧かなくなっていると考えられます。
痒みや痛みを伴うのであれば性病の可能性がありますが、健康上の問題がないのであれば赤いペニスは一般的な色です。性欲の強さも平均的といえるでしょう。
赤いペニスは血管を流れる血液の色が肌にも現れている状態。
また、赤ん坊と成人の皮膚の厚さを比べると、赤ん坊の皮膚の厚さは約半分ほどしかないと言われています。
皮膚は年齢を重ねるにつれて厚みを増していくもの。
その関係で赤いペニスは皮膚が薄い若い男性に多いのが特徴です。
体が成熟するにつれて肌の厚みが増し、メラニン色素も増えてくるため、赤いペニスもいずれは黒ずんだ一般的なペニスに変化していくでしょう。
なので、赤いペニスで深く思い悩む必要はありません。
ペニスが黒くなるのは「生成されたメラニン色素が新陳代謝で排出されないから」と「刺激によるメラニン色素の生成量が多いから」、「例外的に病気で肌が変質するから」という3パターンがあります。
ここからはこのパターンに当てはまる<3つの原因をご紹介していきます。
加齢によるメラニン色素の沈着は、生成されたメラニン色素が新陳代謝で排出されないことで起こります。
通常、メラニン色素はお肌の新陳代謝(ターンオーバー)で徐々に薄くなっていきます。日焼けも時間が経てば元に戻りますよね。
しかし、加齢とともに新陳代謝は徐々に低下していきます。
メラニン色素が抜けきる前に新たにメラニン色素が作られる環境があると、どんどん色が濃くなっていくというわけです。
歳を重ねるごとにペニスが黒くなっていくのは自然なことであり、病気ではないので気に病む必要はありません。
激しいオナニーは刺激によるメラニン色素の生成量が多いパターンです。
オナニーで強い圧迫をかけたり、強く擦ったりするとメラノサイトでメラニン色素が生成されます。
また、愛液や唾液で皮膚がコーティングされるセックスやフェラチオよりも、オナニーのほうがメラニン色素を発生させやすいようです。
それから、摩擦刺激が日常的になっていると肉体が「この部分はよく刺激に晒されているから守らなくては」と判断し、頑丈にするために肌が厚みを増します。
ぶ厚くなった皮膚はくすんで見えるため、これも黒ずみの原因のひとつ。
黒ずみが気になる方はオナニーの仕方から見直すといいでしょう。
最初に「黒色表皮腫を発症しているのでは」と思った場合にはすぐに皮膚科を受診してください。
こちらは例外的に病気で肌が変質するパターンです。
黒色表皮腫は2型糖尿病か過度の肥満、内臓の悪性腫瘍で起こる皮膚の異変です。股間や脇の下、首の肌がメラニン色素の沈着で黒く変色し、ザラザラとした手触りに変化します。
重篤な病気のサインであり、肥満が原因の場合も2型糖尿病へ発展する可能性もあります。
黒色表皮腫は原因となる病気や肥満が改善すると自然と消えていくので、治療に集中しましょう。
女性がペニスで気にしているのは、「ペニスサイズ」や「清潔で健康かどうか」で、ペニスの色を極端に気にする方は少数と言えます。
しかし、パートナーとのセックスや風俗遊びの際に「黒いペニスはどうしても恥ずかしい」と思ってしまうのであれば、これからご紹介する方法を試してみるのもいいでしょう。
黒ずみの原因がメラニン色素の沈着となれば、美白クリームは他の部分のように黒ずみを改善できます。
ただ、肌の厚みは顔と陰茎部とでは大きく異なります。亀頭部分に至っては粘膜を薄い表皮が覆っているものです。
間違っても「顔用の美白クリームを使っても一緒でしょ?」とペニスに使用するのは避けてください。皮膚が炎症を起こす可能性があります。
ハイドロキノン配合のような強力な美白効果を期待できる商品ほど刺激が強い傾向にあるので、美白クリームを購入する前にデリケートゾーンに使用できるか配合成分をよく確認しましょう。
また、美白クリームを塗ったからといって汚れが落ちるように白くなるわけではありません。
美白クリームは新しくメラノサイトからメラニン色素が生成されるのを抑え、肌の新陳代謝でメラニン色素を抜くものなので、根気強く続けることが肝心です。
摩擦の刺激はオナニーによるものだけでなく、下着にペニスが擦れても起こります。性感とは全く関係ない日常生活でのこの刺激でもメラニン色素は生成されるんです。
ペニスを締め付けない余裕のあるトランクスタイプのパンツではそれが顕著で、歩いていても自然に擦れて刺激される場合もあります。
擦れによる刺激を避けるのであればボクサーパンツのようにある程度ペニスの位置が固定される下着を選ぶといいでしょう。
しかし、ボクサータイプのパンツにも欠点はあります。それは蒸れ。
ペニスの竿の下には陰嚢がぶら下がっています。この陰嚢は体温で精子が死なないように体の外へ出ている器官なので、適温を保つために放熱と発汗をしています。
ボクサータイプのパンツはペニスの位置を固定する反面、陰嚢からの熱と湿度の影響を受けると蒸れてしまうのが難点。
衛生環境を気にするのであれば、最近は陰茎と陰嚢をそれぞれ分けて格納するタイプのパンツも販売されているので、そちらを着用してみるのもいいでしょう。
オナニーでペニスが黒ずんでしまうのは愛液や唾液などで肌を保護せずに刺激を得るから。
つまり、ローションを使用して強く肌が擦れるのを防げば、ある程度黒ずむのを予防できます。
ローションの準備と後始末に少し手間がかかりますが、普通のオナニーとは感触も変わってマンネリの解消にもなりますよ。
また、意識的に亀頭への刺激を中心としたオナニーをすると早漏改善の効果もあるようです。
ローションにはポリアクリル酸ナトリウム系、グリセリン系、オイル系……といろいろな種類があります。肌トラブルを避けるためにも自分の体質に合ったローションを選びましょう。
ペニスの色は自分の性欲がどの程度なのかを測る一種のバロメーターです。
とはいえ、性欲が強いことをネガティブに捉える必要はありませんし、男性はある程度年齢を重ねるとペニスが黒くなるものなので、自然なことと受け入れる姿勢が大切です。
性欲の強さをバイタリティの多さとポジティブに捉えて、日常生活と性生活の両面で十分に発揮してくださいね!