女性用風俗の世界を追い求めて早5年、女性用風俗専門ライターの蘭姐麗(らんじぇりー)と申します。
この度、巷を騒がせている女性用風俗について解説したいと思います。
女性用風俗は、男性向けのデリバリーヘルスと同じような仕組みです。
つまり管轄の警察署に無店舗型性風俗特殊営業の届け出をして運営しています。サービスに従事している従業員を“セラピスト”または”出張ホスト”と称し、女性の元へ派遣しています。
一般的には待ち合わせして合流しホテルへ向かうか、宿泊先などのホテルや自宅に呼ぶ、お泊まりや旅行へ同行、最近ではデートを楽しむなど幅広いニーズがあり、その裾野は徐々に広がりつつあるのです。
女性の社会進出に伴い、経済的にも男性同様に活躍する女性が増えた一方で、女性の役割が増え、様々な重圧や負担も背負うようにもなり、パートナーとの性の不一致で悩む女性も数多く、そんな想いを発散、解放させる憩いの場なのです。
女性用風俗店は男性向けの風俗店のように、細かなジャンルはまだ少数です。大きく分けると3つのジャンルに分類されます。
・性感マッサージ店
オイルやパウダーを用いたマッサージからのエッチな流れに展開するサービスを得意とするお店で、どのお店もこれを主体としています。本業が整体師やマッサージのプロが在籍する店もあります。
・出張ホスト
いわゆるホストクラブのホストや、AV男優などがエスコートし、個人でサービスを行うのが始まりでしたが、売れっ子ホストや現役AV男優の在籍する店も存在します。
また、地方ユーザーのニーズに応えるべく、全国出張可能なセラピストが増えましたし、昨年は地方への出店が目立った年でもありました。また、地方で活躍するセラピストも同様に首都圏、全国区で活躍しています。
・性癖に特化したレズビアン店、SM店
レズビアンの女性やレズに興味のある方向けのお店や、SMプレイに特化したお店もあります。
レズビアンやレズプレイに興味があるというニーズに応じて、より専門性の高く本格的な緊縛やアナルプレイ、ハイレベルで安全なSMプレイに対応出来るSM店があります。
見よう見まねの緊縛は非常に危険なので、安全なお店を選んでほしいものです。
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独自にアンケートを行いましたが、この仕事を専業としている人の割合は非常に少ないです。
多くは会社員やアルバイト、自営業などしながらお仕事に就いています。現役男子大学生が在籍するお店もあります。
これまで会った方々で副業を持つ皆さんは、営業マン、整体師、美容師、俳優、カウンセラー、販売員、バンドマン、インストラクター、ダンサー等。
後で思い返すと、あれ・・・もしや有名な人だったのでは？という方まで。私は芸能人に疎いので、知る人ぞ知る人もいたかもしれません。
年齢層は幅広く、20代～50代でルックスもタイプも様々ですが、これだけのお店が増えてくると、採用基準を各店厳しく設けていると聞きます。働きたいという男性の応募が多数あるようですが、複数店舗様に厳しい採用基準を伺いました。
・清潔感
・人柄が真面目、誠実、穏やかさ、人当たり
・知性、最低限の社会常識があるか
・生活基盤がしっかりあること
イケメン、イカせてやるぜ的なテクニシャン、お金が欲しいだけでは勤まらない非常に厳しい世界であり、採用されたとしてもその後の実技講習や、テストを突破したのち、デビューという流れに。
さらに店舗やセラピストの急増により淘汰も進んでゆくでしょうし、より一層サービスの質が問われるととある店舗のオーナー談。
また規模拡大の流れがある中で、お客様のニーズに応えるべく、目の届く範囲での運営をしたいという声も寄せられました。
一般的なサービスの流れは待ち合わせして合流後ホテルへ向かい、到着してから“カウンセリングタイム”でセラピストにプレイの要望や、NG行為などの確認をカウンセリングシートにそって行います。
各店、工夫に工夫を重ね、女性が答えやすいよう改良を重ねていますし、セラピスト自身が作成している場合もあります。
またホームページを見ながらサービスを確認し合うという方も。初対面で緊張も解けない中、アレコレ伝えるのは本当に恥ずかしく気まずい感覚なのですが、ここは今後の満足感に直結しますので、心を鬼にして思っている全てをぶつけましょう。
その後シャワータイムとなり、プレイ時間のカウントが始まるスタイルです。基本的にカウンセリング、シャワーや着替えの時間はプレイ時間にカウントされません。
女性はメイク直しや裸になる準備の時間が必須で、お姫様体験への演出が配慮されているのが女性用風俗の大きな特徴です。
シャワーの後は、先ほどしたカウンセリングを元に夢の時間の始まりです。気になるプレイの具体的な内容は下記の通り。
～料金内で行われる基本的なサービス～
・ドライマッサージ ・パウダーマッサージ ・オイルマッサージ
・性感マッサージ ・キス、全身リップ ・クンニ ・指入れ
・ハグ ・添い寝 ・腕枕 ・混浴 ・電マ ・ディルド
・SM、イメクラ、シチュエーションプレイ
上記が基本料金内で楽しめるプレイ内容です。内容やシチュエーションが加わるとオプション料金が発生するお店もあります。
各店、ホームページにプレイ内容の記載がありますが、書いてあるからといって、全てをやらなければいけない訳でなく、
望むサービスをじっくりと選んで申し出ましょう。
気になる本番行為（セックス）でありますが、法令で禁止されています。女性は基本的に受け身でありますが、“攻めてみたい”“男性の体に触れたい”“一緒に楽しみたい”という要望にも応えられるプレイ内容もあります。
～ちょっと気になるこんなプレイ～
・ボディタッチ
・モノ鑑賞
・手コキ
・フェラチオ
上記は、お店やセラピストによって対応が異なりますので対応出来るセラピストを指名しましょう。
手コキやフェラチオの腕試しや、テクニックを磨きたい貴女は試す価値ありかもしれません。
女性も力任せに性器を触られ痛い思いをするように、男性も激しい手コキ、吸引力が強すぎるフェラチオや歯が珍棒に当たるのは痛いと思いますので、その点も踏まえ、優しく思いやりを持ってプレイに挑んでください。
～他にもこんなプレイが可能（有料区分）～
・動画撮影
・Wセラピスト
・カップル向け
・お泊り
・デート
上記も対応可能なセラピストを指名するのをオススメします。カップル向けの需要は昔から一定数あるようです。さらに利用するカップルのほとんどが動画撮影を希望するとのこと。
カップルの関係性においては、夫婦、愛人、恋人と様々。また高額ながら需要が一気に高まっている“お泊りコース”や4本の手と2つの口を堪能出来る“Wセラピストコース”など、男性の思いとは裏腹に女性の欲望は底なし沼なのです。
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私が利用を始めた頃はざっくりと、120分〇〇円と実にシンプルなものでしたが、最近は様々な女性の要望に応えようと、コースや料金体系が細分化されてきたように感じます。
基本のコース時間は60分～300分、相場は14000円～60000円が平均的な価格で、そこに別途交通費ホテル料金が加わります。
また、お泊りは10時間～18時間、50000円～20万円と時間が長いほど高額であります。なお、カップルで利用する料金の相場は基本料金の2倍が相場となります。
大体のお店が予約の時点で、120分○○円、指名料□□円、総額△△円と知らせてくれます。そういった親切なお店や少しでも疑問に思った事に対して、真摯に向き合ってくれるお店を選んだら良いと思います。
沢山のお店から選んでやり取りをしていると、自分にあったお店が見つかることと思いますので、見つけて探し出す楽しみ、そしてセラピスト君を発掘する楽しみを感じることが出来たら、貴女の女性用風俗初めの1歩は順調進んでいる証拠と思います。
これを読んでいらっしゃる男性の皆様・・・うちのカミさん（彼女）にかぎって風俗を利用するはずがないでしょう・・・と思っておりませんか？女性の微妙な心と体の変化に気づいてくださいね。
女性用風俗はもはや都市伝説ではないです。
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