こういった悩みを抱えている男性は多いのではないでしょうか？
前戯（ぜんぎ）とは、セックスにおいてお互いの手や口に触れて性的な興奮を高める行為。いわば挿入前の準備運動です。
セックスをするとなったらこの前戯をすることにもなりますが、キスや手マン、雰囲気の作り方など、女性を気持ちよくさせる前戯のやり方は、誰かが教えてくれるものではありませんよね。
テクニックを知らなくて当然です。 しかし前戯が下手なままだと、女性の不安は溜まってしまいます。
しまいには「下手な男」というレッテルを張られてしまう可能性も……。できれば、もう一度抱かれたいと思われる「上手な男」でありたいですよね。
そこで今回は、女性を虜にする前戯のやり方やコツをご紹介します！上級者になれば前戯だけで女性をイカせることも夢ではありません。前戯のテクニックを磨きたい方は要チェックです！
先述の通り、キスや愛撫など挿入前におこなう行為を前戯と言います。
もしかしたら、「面倒くさい」「時間がもったいない」と感じる方もいるかもしれません。
しかし、前戯は女性にとって気持ちよくなるために必要なプロセスです。
そして、この前戯が上手ければ上手いほど、男性にはメリットがあります。まずはなぜ前戯が必要なのか、前戯にはどんなメリットがあるのかを見ていきましょう。
セックスをするには、エッチな雰囲気や気分を作っておく必要があります。
例えばデート中に密着してみたり、歩いている最中にそっと女性にボディタッチしたりと、セックスする流れに雰囲気をもっていくことも前戯のひとつ。セックス中だけが前戯の時間ではないのです。
エッチな雰囲気をしっかり作ってからセックスにもっていくと、より一層お互いの性的興奮が高まって気持ちいいと思えるセックスができる確率がグンと上がります。
濡れていない状態で挿入してしまうと女性は性交痛を引き起こしてしまいます。そんな状態では女性だけではなく、男性も摩擦により快感を味わうことができません。
「気持ちいいセックス」をしたいのであれば、挿入はスムーズにおこなう必要があります。そのための準備を整えるのに前戯が必要なんです。
前戯をしっかりおこなうことによって、女性の緊張はほぐれ、次第に濡れていき男性を受け入れる準備を整えます。愛液でヌルヌルの状態であれば、挿入の際に男性も女性も痛みを感じることが減ります。
前戯がセックスの準備運動とも言えるのは、この挿入をスムーズにおこなうためと言えるでしょう。
女性に痛い・怖いといったマイナスの感情を与えてしまったら、セックスの満足度は下がる一方です。
特に女性は前戯を大事にする傾向があります。前戯の時間が短ければ、濡れにくい大切の女性は挿入する時に痛みを感じます。ワンパターンだと、だんだん慣れてきて気分が高まりません。適当だと雑に扱われていると感じて、セックスをすること自体に意味を見出せなくなってきます。
女性は前戯を男性からの愛情表現と捉えることも。だからこそ、雑であったり、時間が短かったりすると、愛情が少ない＝セックスの満足度も下がる恐れがあるのです。
しかし、前戯をしっかりとおこなえば、女性はオーガズムを迎えやすくなります。さらに前戯が充実しているということは、その分だけスキンシップも多くなります。
たくさん触れてくれる、気持ちよくしようとしてくれている、大事にしてくれる、こういった不安なく気持ち良いセックスができたという体験を得ると、結果として女性の満足度も高まります。
挿入ばかりではなく相手を思って触れ合おうと前戯してくれる男性は、女性からすると「自分を大切に扱ってくれている」「愛情をもって接してくれる」と好感を抱きやすくなります。
そういった前戯が上手な男性は、またセックスをしたい相手に選ばれやすくなります。彼女がエッチなことに消極的であっても、少しずつ気持ちよさがわかれば、セックスに対して意欲的になるでしょう。
前戯と言っても人によってやり方や流れは異なります。
どの方法が良いかは相手の反応を見ながら探っていく必要がありますが、ここでは基本的な前戯のやり方・方法をご紹介します。
いきなり高度なテクニックを頼りにするより、基本を押さえたほうが女性に上手だと思われる確率は上がります。一つひとつ見ていきましょう！
エッチなムードではない状態で女性に触れてしまうと変な雰囲気になってしまいます。
まずは女性と密着しながらイチャイチャすることから始めましょう。最初は隣に座って肩をくっつけたり、おしゃべりしたりします。お互いの距離感が近づいてきたら手を繋いだり、ハグをしたり軽い触れ合いを混ぜていきましょう。
焦らずゆっくりとお互いがリラックスできる雰囲気が作れればOKです。
ムードが作れたら頬や耳、首筋などに軽くキスしていきます。
いきなり唇に触れるのではなく、性感帯以外に触れていって焦らしを入れます。軽く吸ったり、舐めたり、甘噛みしたりと優しく攻めるのが大事です。
落ち着いたら唇を優しく重ねます。いきなりディープキスをするのではなく、ソフトタッチで変化を加えていきましょう。唇に当てる力に強弱を入れたり、手で肩や腰に触れたり、じっと相手の目を見つめたり、声をかけたりして気分を高めていきます。
キスや触れ合いでお互いの雰囲気が盛り上がってきたら服を脱がしていきます。
まずは上から脱がしていきましょう。あまり強い力で脱がしてしまうと服が伸びてしまって、女性の好感度が下がる恐れがあります。焦らずゆっくり脱がしていきましょうね。
上、下の順で脱がしていって女性を下着姿にしていく最中もキスをしたり、見つめたりすると余裕のある男を演出できますよ。
服を脱がしたら下着の上からおっぱいに軽く触れていきます。
いきなり乳首に触れるのではなく、ブラジャーの下のアンダーバストを刺激します。手のひらで包み込むように揉んだり、フェザータッチを意識しながら撫でたり、外から内に寄せたりします。
外側から徐々に乳首に近づくように愛撫していきましょう。
乳首は女性の性感帯のひとつと言われています。
乳房からじっくりと攻めていくと少しずつ乳首が焦れていきます。そうしたら次はロ乳首を舌で舐めたり、指で優しくキュッと挟んだりします。
ここでもいきなり強い力を加えるのではなく、優しく繊細に触れていきます。息を吹きかけたり、舌先で突いたりして、相手の反応を見ながら感じる攻め方を確認していきます。
上半身の攻めが落ち着いたら下半身に移っていきます。両足の内ももや付け根を優しく撫でで、徐々に女性器に近づいていきましょう。
そして、手の平を使って下着の上から女性器全体を撫でていきます。上下左右に触れて濡れているか確認します。
撫でている最中に手の引っ掛かりがある突起が見つかったら、その部分を重点的に刺激していきます。クリトリスは女性が最も感じる性感帯のひとつです。いきなり強く押したり、摘まんだりしたら強烈な痛みを伴うので、優しく刺激を与えていきます。
下着を脱がして十分に濡れていることを確認したら、利き腕の人差し指か中指を膣に挿入していきます。
いきなり2本～3本の指を入れてしまうと圧迫感や摩擦で指が動かなくなってしまう恐れがあるので、まずは1本のみ挿入して様子を見ます。
ゆっくり指を挿入したら軽く出し抜きをしたり、じっと挿入したままにしたりして女性が感じる動きを探っていきます。
女性の膣の中にはクリトリスと並んで感じやすいGスポットと呼ばれる部位があります。
Gスポットは個人差がありますが、膣に指を第二関節まで挿入し、お腹側に投げたところにあります。ほかの部分と違いザラザラとした肌触りを感じる部分です。
ここを指の腹で押したり、擦ったり、圧迫をかけたりしてみましょう。開発をしないと感じない場合がありますが、触れてみて少しでも女性が反応するようであれば触れましょう。
男女ともに抵抗感がないようであればクンニしてみましょう。
クンニの際にはいきなり敏感なクリトリスを攻めるのではなく、大陰唇→小陰唇→クリトリスの順に触れていきます。舌先でなぞるように触れたり、舌先でつついたりと動きにバリエーションを入れていきます。
クリトリスは皮を被っていることもあるので、優しく皮を持ち上げて露出させるのもポイントです。露出状態で触れると強烈な快感を与えることができます。
一口に前戯と言っても触れる部分や攻め方は多岐にわたります。女性によっては感じる部位が異なるのでポイントを押さえるのは時間がかかりますよね。
ここでは特に女性が感じやすいと言われている「口・耳・胸・クリトリス・Gスポット」などの部位に分けた前戯テクニックをまとめました。
| 口（唇） | ・口にばかり執着しない ・息継ぎや動きのタイミングを見測る ・舌に余計な力を入れずに激しく動かずに舌を吸い付ける |
| 耳 | ・耳の輪郭や裏を舐める ・チュッやピチャピチャと言う音を意識して出す ・言葉と吐息で攻める |
| 胸（乳首） | ・スペンス乳腺を意識して刺激する ・舌で転がすように乳首を攻める ・後ろからおっぱいを揉む |
| クリトリス | ・しっかりと濡らす ・円を描くようにじっくりと撫でる ・口で吸引するように攻める |
| Gスポット | ・一定のリズムで刺激する ・円を描きながら軽く押し込むように触れる ・仰向けでM字開脚orうつ伏せで四つん這いなど攻めやすい体位を見つける |
ただ単純に刺激すると言っても部位によって方法は異なります。相手の女性がどのような触れ方が一番感じるのかじっくり探ってみましょう。
このようにお考えの方は、今から紹介する前戯の7つのポイント・コツをご覧ください。
セックスの挿入前だけが前戯だと考えていませんか？
確かにキスや愛撫で女性を興奮させることができますが、女性はそこに至るまでの過程も重視します。
そして、その過程で作られる「雰囲気」は特に重要です。ベッドでの行為だけではなく、男性と食事をしたり、歩いたり、会話をしたりする中で、惹かれる部分を感じると女性は性的な事を妄想し興奮を高めていきます。
そのスイッチを入れるのに、雰囲気作りは必須です。女性はロマンチックな雰囲気を作るのが上手な男性に惹かれます。
雰囲気を作るのが苦手な方は、静かな空間で適度な会話に間を挟んで駆け引きする、女性の目をじっと見つめるなどを意識してみてください。
ちなみに雰囲気を台無しにしてしまうような、汚い・騒音がひどい・照明が明るすぎるといった部屋でプレイするのは避けましょう。
女性は触れられたり、心理的に刺激を受けたりすることによって性的興奮を高めます。
強い刺激は「快感」ではなく、「痛み」として認識してしまうため興奮度は下がってしまいます。口、顔、髪など女性が感じる場所を優しく責めましょう。
服の上から腰や背中、ふともも、首筋などの性感帯を、円を描くようにじっくりと焦らすようにソフトタッチをしていくのがポイントです。
無言のままセックスをおこなう人もいますが、会話は女性を興奮させるスパイスとして使えます。
会話がないと女性は、男性が本当に気持ちがいいのか不安を感じてしまいます。
ポイントは「愛情をこめて名前を呼ぶ」「綺麗・可愛いと褒める」「気持ちいいと伝える」など女性が喜ぶような声をかけてあげることです。
また、言葉責めが好きな女性も多いです。そんな方には「すごい濡れているよ」「気持ちいいの？」といったSっ気のある言葉が効果的ですので試してみてくださいね。
ただし、命令形の指図、罵倒、過剰な実況など度を超えすぎてしまうものは、女性が嫌がる可能性が高いので避けましょう。
キスは前戯の最もメジャーな行為です。
キスがないセックスは愛情のないセックスだといわれ、女性はキスの仕方や回数で自分が大事にされているのか確認をしています。
まずは、ついばむように唇を突き出して触れては離れるを繰り返すバードキスからはじめ、雰囲気を作ってからディープキスに持っていきましょう。
重要なのはゆっくりとしたスピードからはじめ、徐々にテンポを上げていくことです。激しいキスになったら、力を抜いて緩急をつけるといいでしょう。
また、手を繋ぐ、腰を支えるなど体のパーツに触れながらキスをしてあげると女性は安心感を覚えます。
ちなみに、キスの間にリップ音を挟むと女性の聴覚を刺激して興奮を高めることができるので、慣れてきたら試してみましょう。
キスや愛撫、言葉責めなど前戯を重ねていくうちに「いつもこのパターンだな……」と女性に思われてしまうと興奮度も落ちてしまいます。
そのため、マンネリを防ぐためにも、普段しないようなプレイを前戯に織り交ぜてみることをおすすめします。
最も簡単かつ取り入れやすいテクが目隠しです。視界が閉ざされることによってキスや愛撫、声などのちょっとした刺激にも女性が反応するようになります。そのため、普段以上に女性の反応を楽しむことができます。
目隠しを行うタイミングはセックスのはじめ、もしくは序盤の愛撫の時にするのがおすすめ。道具はアイマスクやネクタイなど身近なもので準備できます。
ただし、女性は視界が閉ざされて普段以上に不安な状況になるため、適度に「大丈夫？」など声をかけてあげて、安心させてあげましょう。
女性は疲労やストレスが溜まっているとオーガズムを感じにくくなってしまいます。
マッサージは疲れを癒やすとともに女性の感度を高めることが可能。いきなり胸や膣周辺をマッサージするのではなく、まずは肩から順を追って性感帯周辺を刺激していきましょう。
マッサージの仕方がわからない場合は、以下の流れでおこなってみてください。
① うつぶせの状態で、肩や腰など凝っている部分を探しながら指の腹で優しくほぐす
② 仰向けになってもらい、腋の下から胸のラインまで手のひら全体を使ってリンパの流れを意識しながらグッと撫で上げる
③ 太ももの内側を膝から膣に向けて優しく撫で上げるように刺激する
マッサージ前に入浴すると代謝が上がり、更に効果が引きあがるのでおすすめ。
またアロマオイルは香りで女性をリラックスさせるほか、刺激が滑らかになりマッサージの効果もアップします。
その上マッサージは、女性に「自分の体を気遣ってくれている」という優しい印象を与えられるため、好感度もかなり高めることができます。
電マやバイブといった大人のおもちゃも普段の前戯にちょっとしたスパイスを加えてくれます。
電マの場合、愛撫をした後に弱の状態から下着越しに優しく当てて、徐々に強くしていくことがポイント。
いきなりクリトリスなどへ当ててしまうと刺激が強すぎて痛がる女性もいるため、まずは太もも周辺から責めていきましょう。
女性によって快感を覚える強さや角度は違うため、試行錯誤しながら女性の感じる部分を探ってみてくださいね。反応のいい場所を探し当てることができれば、おもちゃで女性をイカせることもできます。
また、中イキができない女性もいます。そういった女性には、中イキできるようにバイブを使って開発してみるのもいいでしょう。
前戯にはテクニックも大事ですが、上記のような注意点も意識する必要があります。
まず皆さんは前戯に何分かけていますか？
5分の人もいれば、1時間以上かける人などさまざまだと思いますが、実際に女性の本音を聞いてみると理想時間は「20分ほど」という声が多数挙がります。
なぜ20分なのかと言うと、男女間で性的興奮を感じるポイントや興奮が高まるスピードが異なる点が挙げられます。
男性は、女性のバストやヒップといった視覚情報や、女性の感じている声といった聴覚情報から短時間で性的興奮を高められるのに対して、女性は男性に優しく触られる、キスされるなど触覚が刺激されることによって徐々に性的興奮を高めます。
男性としては10分で興奮が高まっても、女性の体は触覚への刺激が足りないと10分では興奮が高まらず、「挿入がスムーズにいかない」「挿入できても男性だけが先にイってしまう」といった結果になってしまうことも。
前戯の時間が短く、満足のいくセックスができていないと悩む女性は数多くいます。女性にもっと気持ちよくなってほしいと考えている人は、20分以上の時間をかけて女性の体をじっくりほぐしていきましょう。
「強い、速い、しつこい、聞かない」男は嫌われる可能性が高いです。前戯においてこれらはご法度です。
おそらく世の中の多くの男性は、AVを見てセックスの知識を身に着けて実践しているかと思います。しかし、上記の行為はやめておきましょう。
AVの情報がすべてダメというわけではもちろんありませんが、女性の事を無視して膣を強く突いたり、長時間乳首ばかりいじったりすると、自己中な振る舞いだと思われて女性に嫌われてしまうことも……。
中には、同じところを激しく責められるのが好きな人もいますが、それはかなりレアなケースです。独りよがりなプレイでは女性を満足させることはできません。
そのため、この4つは絶対にしないように気を付けましょう。
普段おこなっているキスや愛撫を工夫したり、前戯にかける時間などを少し変えたりするだけで、女性に普段以上の快感を与えることができます。
いきなりすべてを実行するのは難しいですが、まずは一つ一つ女性の反応を見ながら前戯をおこなっていくとコツを掴めます。
今回ご紹介したテクニックを身につけたら、女性に「もう一度抱かれたい」と思われる男性になれること間違いなし！
前戯のテクニックを磨いて、女性を虜にしていきましょう！
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