寝バックはその名の通り、女性が寝た状態のままバックで挿入する体位のことをいいます。
あらゆる体位の中でも中イキのしやすさはトップクラス。
女性人気が非常に高く、上手に寝バックができればセックスが上手い男と思われるのは間違いありません。
しかし、ペニスが抜けやすかったり女性が痛みを感じてしまったりと、試した経験のある人の中には苦い思いをした方もいらっしゃるはず。
この記事では、ほとんどの男子が知らないスムーズかつ女性が中イキしやすい寝バックのやり方を解説しています。
ぜひ最後まで読んで「セックスが上手い男」の称号を手に入れてください!
寝バックとはその名の通り、女性が寝た状態で男性がバックから挿入するという体位です。よってバックの変形体位といえます。
女性は足を伸ばした状態でうつ伏せになり、男性はその状態で挿入します。他にも少しバリエーションはありますが、これが寝バックの基本的な姿勢です。
ちなみに寝バックは「敷き小股」とも呼ばれており、古くから親しまれてきた体位の一つでもあります。
女性が足を閉じているので膣の締め付けが強く、男性は大きな快感を得られます。また女性もGスポットやポルチオが刺激され中イキがしやすいため、男女ともに気持ち良くなれるのが特徴です。
寝バックは他の体位から移行がしやすい体位ですが、この項ではもっともスタンダードなやり方をご紹介します。
正しいやり方を知っているのと知っていないのとでは、快感が大違いなのでぜひ目を通してみてください。
まずは女性に足を伸ばした状態でうつ伏せになってもらいましょう。のちほど足の開き具合は調節できるので、このときはリラックスした状態で体勢を整えてもらえばOKです。
注意点として、うつ伏せの状態だと女性は視野が狭くなるため、恐怖心を覚える人もいるようです。しっかりと体勢を整えられるようにサポートしてあげるのが良いですね。
女性にうつ伏せになってもらったら、足を拳ひとつ~肩幅程度に開いてもらいましょう。足をぴったりと閉じた状態だと、挿入はかなり難しいです。
もちろん入らないこともないのですが、相手が痛みを覚える可能性もあるので、少し開くのがベターといえるでしょう。
もちろん拳ひとつ~肩幅程度はあくまで目安のため、パートナーとちょうど良い開き具合を模索しながら試すのがおすすめです。
女性に足を開いてもらったら、お尻と太ももの間にまたがりましょう。
このときすべての体重を女性にかけてはいけません。手や足でバランスを取りながら、ちょうど良さそうなポジションを探しましょう。
身長差が大きいとぴったりの姿勢を取るのが難しいかもしれませんが、焦らずベストポジションを見つけないといけませんよ。
ポジションを決めたらいよいよ挿入です。挿入の際は、ゆっくりを心掛けるのがベターです。
寝バックは挿入のとき少し困難が伴うケースがあります。特に女性器が上付きだと、スムーズな挿入が難しいです。
よってちょうど良い挿入角度を探しながら、ゆっくりと入れていく必要があります。挿入角度は下30~45度が目安です。
挿入後、そのままピストンをしても良いのですが、女性に足を閉じてもらうのがおすすめです。
寝バックの醍醐味である、締まりの良い膣をたっぷりと味わえます。またこのとき男性は、自分の両足で女性の足をホールドするのも良いですよ。
もちろん挿入角度やペニスのサイズ感によっては、女性が痛みを感じるケースもあるのでそこは様子を見つつプレイしてみてください。
寝バックをやるうえで大切なのは、前かがみの体勢でピストンをするという点です。
男性が体を起こしてピストンをすると、ペニスが奥深くまで挿入されてしまい、慣れていない女性だと痛みを感じてしまう可能性があります。
また男性側も初心者の人だと、前かがみの体勢のほうが動きやすいです。
基本的な寝バックのやり方は前章でご紹介したとおりですが、実は女性が寝たまま挿入する方法はかなり技術が必要です。
膣口の入口がわかりにくいだけでなく、膣が締まっている状態なのでペニスが入りにくいというデメリットがあるのです。
よって以下では、かなりおすすめな他の体位から移行する寝バックのやり方を解説します!
一番のおすすめは、バックからの寝バックです。やり方はかなり簡単で、バックの状態で女性に足を伸ばしてうつ伏せで寝てもらうだけ。
バック⇒寝バックはかなり自然に移行できるのがポイント。
セックスにおいて流れは非常に重要なため、自然さは大きなメリットといえます。一度ペニスを抜いて挿入しなおさなくて良いので、あたふたとするリスクがほぼゼロになります。
さらに女性の体への負担が少ないのもメリット。
いきなり急な角度で挿入しないため、寝たまま挿入するのに比べて痛みを感じにくいです。バックの段階である程度ピストンしており、女性器がペニスに慣れているのもポイントですね。
側位から移行するのも非常におすすめです。理由はその簡単さ。
即位は男女が同じ方向を向いて、横に寝転んだ状態で挿入する体位です。
バックの体勢から横にごろんと倒れるのをイメージするとわかりやすいかもしれません。
側位から寝バックに以降するのは前述の通り非常に簡単。お互い足を伸ばして、男性が女性の上に乗るようにうつ伏せの体勢になれば寝バックの完成です。
側位⇒寝バックの体位チェンジはとにかくスムーズなため、女性から「セックスが上手い」と思われる可能性もあっておすすめです!
ハードなプレイが好きな男女にはロールスロイスからの移行をおすすめします。
ロールスロイス体位はAV男優のしみけんさんが考案した体位で、バックの亜種。詳しくは下記リンク先の記事をご確認ください。
手順としては前述のバックとほぼ同じなのですが、よりハードなロールスロイスからの移行は激しいセックスが好きな男女にはぴったり。
ピストンを終えて女性が前に手を着いたタイミングで足を伸ばしてもらい、そのまま寝バックに移行!そしてその流れでピストンをすれば、特にMっぽい女性は喜ぶこと間違いありません。
寝バックは非常に快感度の高い体位ですが、慣れてなかったりやり方が間違っていたりすると、挿入が痛かったりペニスが抜けやすかったりします。
以下ではそんな悩みの解消方法を見てみましょう。
寝バックは正常位やバックなどのスタンダードな体位と違って、ペニスの挿入角度が急になりがちです。よって、膣口が引っ張られて痛みを感じるケースが多いです。
その場合、上から角度を付けてペニスを挿入するのではなく、女性の体と挿入角度ができるだけ平行になるように調整するようにしましょう。
また、性交痛軽減アイテムの使用やピストンのスピード・強弱を調整するのもおすすめ。相手に合わせて準備やプレイをしましょう。
ペニスが入りにくいのは挿入角度が急、というのが一番の原因です。
まずは挿入角度を調節して、女性の体とペニスが平行になるようにしてみましょう。
また、女性の足を開くのもおすすめです。寝バックでは女性が足を閉じていると挿入が難しくなります。
拳一つ~肩幅くらいに開脚して挿入し、そのあと足を閉じるようにしましょう。
寝バックは慣れるまではかなりペニスが抜けやすい体位といえます。
対策としては、女性のお腹の下に枕やクッションを置くというのが挙げられます。
女性のお尻を少し突き出す形にすることで、ピストンをしやすくするのです。また、前かがみでピストンしたり、女性が腰を持ち上げたりするのも同じ原理です。
そして勢い良くピストンをし過ぎないのもポイントといえます。できる限り腰を引いてからピストンしようとするとペニスが抜ける可能性は高くなりますよ。
多くの男女に親しまれている寝バック。人気の理由はいくつもあります。この項では、なぜ寝バックが人気なのか、その理由を見てみたいと思います。
女性は「自分が気持ち良くなっている顔、不細工じゃないかな……」と考えがちですので、顔を見られないから寝バックを好きという人も多いです。
通常のバックと同じで、寝バックでは男性と女性が同じ方向を向いています。
さらに寝バックの場合は女性が顔をベッドにうずめる形になるので、顔が見えないというのは恥ずかしがり屋の女の子にとっては大きなメリットといえます。
寝バックはかなり密着度の高い体位です。正常位や普通のバックだと、ぴったり体を密着させるのは難しいですが、寝バックならお互いの体をぴったりと添わせることができます。
女性は密着するのが好きな人も多く、これも人気の理由の一つといえるでしょう。女性は体だけではなく、脳でも感じるので密着感が高いと感度も良くなる可能性があります。
中イキしやすいのも寝バックが人気の理由。正常位や普通のバックでは中イキできなくても、寝バックならイケた、という人も多くいるようです。
なぜ寝バックが中イキしやすいかというと、女性の性感帯であるGスポットをピンポイントで刺激できるから。
Gスポットは女性のお腹側にある性感帯のため、寝バックだと刺激がしやすいのです。
また寝バックの体勢だと足をピンと伸ばせますが、そうすると女性は下半身に力を入れやすくなります。
下半身に力を入れやすくなるとオーガズムに達しやすくなるので、そういった意味でも中イキをするのにうってつけの体位といえます。
寝バックはスタンダードにプレイしてもかなり気持ち良いですが、ひと手間加えるだけでより快感度がアップします。コツをご紹介しますので、ぜひ取り入れてみてください。
女性の体が完全にベッドに接地していると、挿入角度が難しかったり体への負担が大きかったりしますが、お腹の下に枕やクッションを挟めばそれも解消されます。
さらに女性が腰高になることで、性もピストンがしやすくなりペニスが抜けるのを防止する効果もあるのです。
女性側は男性のペニスがより奥へと届くようになるため、中イキしやすくなるというメリットもあります。ただ、あまりガンガン突くと痛みを感じる可能性もあるので、最初は軽いピストンがおすすめです。
色々な高さの枕やクッションを試して、ベストな体勢を見つけましょう。
女性の肩を手で掴んでピストンをすれば、膣奥にペニスを届かせられます。
もちろん腰あたりを掴んでも良いですが、肩を押さえると体が前にズレづらくなりポルチオをより刺激できるようになるのです。
このときただピストンをするのではなく、奥に届いているペニスをグリグリと擦るように動かしてみましょう。女性は思わず身を震わせるほどの快感を得られるはずですよ。
さらに肩を手で掴むことでより拘束感がアップします。Mの女性にはたまらないといえるでしょう。
挿入中は意識がそっちだけにいってしまいがちですが、その他の性感帯を同時に責めることで中イキする確率はグッと高まります。
具体的には耳に息を吹きかける・舐める、首に舌を這わせる、背中を舐める等。
この3箇所は性感帯の可能性が高いため、相手の女性が好きなところを重点的に責めるようにしましょう。
これは寝バックだけはなくセックス全般についていえますが、重要なのが手を握るということ。
女性は心でも性的興奮を覚えます。男性と繋がっている、という気持ちが感度の高まりに直結するのです。
特に寝バックではお互いが向き合っていないため、密着度は高いものの精神的な繋がりが希薄になってしまいます。
女性からしたら、「この人わかってる!!」となるポイントでもあるので、ぜひ試してみてください。
寝バックにはいくつか注意点があります。
稀なケースではありますが、膣が上付きの女性だと膣口がわかりづらくセックスに慣れていない人はアナルに挿入してしまう可能性があります。挿入するときはしっかりと膣の位置を確認するようにしましょう。
また、寝バックは男性が主導する体位ではありますが、自由度は少な目といえます。よってコンドームを使用せず寝バックをしているとき、フィニッシュ時にペニスを抜こうと思っても上手くいかないケースがあります。
膣外射精をおこなうときは、イク直前ではなく少し余裕を持って膣からペニスを抜くようにするのがベターです。
寝バックは男性はもちろん、女性側もかなりの快感を得られる体位です。
Gスポットやポルチオにペニスが当たるので、女性が中イキしやすい体位としても知られています。
男性側も、相手の膣の締まりをたっぷりと感じられるため快感度の高いプレイといえるでしょう。
挿入が難しかったり抜けやすかったりと難易度が高いと思われがちな寝バックですが、コツさえ掴めば「セックスが上手い」と思われるのは間違いありません。
この記事を参考にして、ぜひ寝バックを日頃のセックスに取り入れてみましょう。
百舌鳥ゆうたろう
雑記帳編集部に所属しているライターです!妻とセックスレスにならないよう、体位やプレイを日々勉強しています。経験を基にした体位系の記事を書くことが多いです笑。
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