今回は『遅漏の原因と治し方』をご紹介します!
遅漏は射精までに時間がかかってしまうため……、
「1回あたりのセックスが長くなって疲れてしまう」
「なかなか終わらないのでパートナーに負担がかかる」
「風俗に行ってもプレイ時間内で射精できない」
といったお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
そんな方は、ぜひ今回ご紹介する遅漏の治し方を試してみてください。遅漏を解決して、気持ちよく射精を迎えましょう!
遅漏とは、意志に反してなかなか射精できない状態のことを指します。読み方は「ちろう」です。
医学的には「遅延射精」と呼ばれ、性機能障害のひとつである射精障害に該当します。
遅漏の定義は明確になっていませんが、以下に該当する場合は遅漏であると考えられています。
・射精できない
・射精までにかなり時間がかかる
・射精までに苦痛が生じる
また、マスターベーション(オナニー)では射精できても、パートナーとの性交で遅漏の状態になってしまうことを「膣内射精障害」と言います。
一方、意志に反して早く射精してしまう状態は、遅漏に対して早漏と呼ばれます。
一般的に射精までの時間は4分~10分が多く、30分~45分以上は遅漏とみなされることがあります。
しかし、明確な基準となる時間は決まっていません。適正と思う時間よりも過度に射精が遅くなる状態は遅漏と言えるでしょう。
また、遅漏は「性欲と勃起に問題がない状態で射精が遅れること」を指します。性欲が減った、勃起しづらいといった場合は、勃起不全(ED)といった遅漏とは別の問題が起こっている可能性があります。
ちなみに、自分でコントロールして射精を遅らせるのは遅漏ではありません。セックスやオナニーの満足度を上げるために、意図的に射精のタイミングを遅らせることができるのであれば、遅漏ではないといえるでしょう。
遅漏になる原因は様々ですが、主に考えられるのはオナニーで強すぎる刺激を与えていることです。
普段のオナニーでオナホが手放せなかったり、床オナニーや足ピンオナニーといった特殊なオナニーをしていたりすると、ペニスは強い刺激に慣れてしまいます。
オナニーの際にこういった強い刺激でしか射精できなくなると、女性の膣内の感覚ではイキづらくなってしまいます。
以下で遅漏の原因になりやすいオナニーを詳しくご紹介しますので、もし習慣的に行っている方法があれば注意してください。
ペニスが勃起した状態でうつ伏せになり、マットレスや布団にペニスを押し付けて圧迫する床オナニー。この床オナニーはペニスを強く圧迫して射精する方法です。
また、圧迫して射精を目指す床オナニーに対し、セックスの際に女性の膣内で感じる刺激は主に摩擦です。
そのため、床オナニーが習慣化していると膣内で得られる圧迫・摩擦では刺激が弱すぎて射精しにくくなり、結果として遅漏や膣内射精障害の原因になる可能性があります。
また、足をつま先までピンと伸ばしながら手コキをする足ピンオナニーも、遅漏や膣内射精障害につながる可能性があります。
足ピンオナニーは、足をピンと伸ばすことでお尻や下腹部に力が入り勃起度が増すため、刺激を感じやすくなります。
しかし、セックス中の男性は正常位やバックといった足を曲げた状態でのプレイがほとんど。
そのため、足ピンオナニーが常習化していると、足を伸ばさないと射精しづらい体になってしまう可能性があるのです。
このように強い刺激で射精を目指す床オナニーや足ピンオナニーは、日常的に行うと遅漏の原因になりかねません。
これらのオナニーが習慣になっている方で遅漏に悩んでいる場合は、まずはオナニーのやり方を見直してみてください。
女性の膣内を模したアダルトグッズであるオナホールを用いたオナニーは、ペニスを挿入したオナホを上から握って使用するため、手コキよりも刺激が強くなりがちです。
さらに最近ではバイブ機能を搭載した商品も販売されており、女性の膣内では得られないような刺激を体感できるオナホが増えています。
このようなオナホを使用した強い刺激に慣れてしまうと、膣圧や摩擦では満足できなくなり、遅漏や膣内射精障害を引き起こす可能性があります。遅漏にお悩みの方は、オナホの使用頻度にも注意が必要です。
強いストレスや不安といった精神的な問題も遅漏の原因のひとつだと考えられます。
セックスやオナニーの際に「失敗したくない」「早くイカないと」「仕事や私生活が上手くいっていなくてむしゃくしゃする」といった焦りや怒りが先行してしまうと快感に集中できません。
こういった精神的な問題が射精を妨げてしまい、結果として遅漏を引き起こしている場合もあるのです。
そして、遅漏だということを過剰に気にしてしまうと、その気持ちから症状が悪化するパターンも……。
もし射精がなかなか迎えられずに悩んでいる方は、まずは不安の原因を探り、取り除くことから始めましょう。
また、風俗で遊ぶ場合は前もって風俗嬢に遅漏だと打ち明けておくことをおすすめします。経験が豊富な風俗嬢であれば、遅漏向けのプレイをしてくれるかもしれません。
身体的な問題が原因で遅漏になることもあります。過度な飲酒によって自律神経が乱れることで射精まで至らなかったり、加齢によってオナニーの回数が減ることで神経が衰えたりして遅漏になるケースもあるのです。
セックスの予定がある時や風俗で遊ぶ前には、あまりお酒を飲み過ぎないようにしましょう。また、神経の衰えを避けるためには、週1回~3回の適切な頻度でオナニーを行うと良いでしょう。
ほかにも、ペニスに先天的な異常がある、ケガや手術などで性感をつかさどる神経に異常をきたしている、前立腺疾患の手術歴など病気が原因で遅漏になっている場合もあります。思い当たるものがあれば、病院で適切な処置を受けましょう。
また、抗うつ薬やED治療薬といった服用している薬の副作用で遅漏になる場合もあります。この場合は主治医と相談して薬の服用を続けるかどうか判断しましょう。自己判断で服用を中止しないでくださいね。
床オナや足ピンオナニーで強い刺激に慣れてしまっている場合、女性の膣内を模しているオナホール(オナホ)は適切な刺激でイクための練習にぴったりです。
ネットで購入できるため、手軽に試すことができるというメリットもあります。
ただし、オナホを使用する際の握力が強かったり、バイブ機能がついている商品を選んだりしてしまうと、遅漏の改善にはつながりません。
オナホで遅漏を改善したければ、強すぎない刺激で射精できるように工夫しましょう。
また、オナホの中には、刺激を段階的に変えてトレーニングできる遅漏改善用の商品もありますよ。
以下でご紹介する遅漏改善用のおすすめオナホや使い方をチェックして、日々のオナニーに役立てましょう!
メンズトレーニングCUP!!!!
の名前 @waidanbar さんのお悩み相談室に出てきたので、驚きました!!遅漏(膣内射精障害)でお悩みの方も、早漏の方も。
まずはコチラでトレーニングしてみてください。
👉🏽https://t.co/EeDMzzbZUG https://t.co/iJFeoSONXq— TENGAヘルスケア🏥【性の悩みや問題に向き合う】 (@TengaHealthcare) February 18, 2021
株式会社TENGAヘルスケアが発売している「メンズトレーニングカップフィニッシュトレーニング」という遅漏改善用のオナホがあります。
「メンズトレーニングフィニッシュトレーニング」は、刺激が異なる5種類のオナホを段階的に使用していくことで、挿入時に近い刺激でも射精ができるようにするトレーニングオナホです。
専門医も推奨しているトレーニングオナホとして、大手ネット通販サイトでも購入可能です。気軽に試せますので、遅漏にお悩みの方はぜひ手に取ってみてください!
また、オナホの使用の有無にかかわらず、手コキでの握力にも注意が必要です。有名AV男優のしみけんさんは、オナニー時の握力について以下のように注意を促しています。
オナニー時、チンポをしごく時の握力は
「ゆで卵が潰れないくらいの強さ」が推奨。(女性が手コキする際も)
それ以上、強くしてしまうと膣内射精障害になる可能性!
— AV男爵しみけん (@avshimiken) June 10, 2020
トレーニングオナホといった器具を用いつつ、適切な方法でオナニーを行えば、徐々に遅漏が改善できるかもしれません。
インターネットで「遅漏 治し方」と色々と調べている際に、バイアグラといった薬の服用やオナ禁に辿りついた男性もいらっしゃると思います。
「なかなか遅漏が治らないから試しにバイアグラを使ってみようかな」「オナ禁してみようかな」とお考えの男性は、一度立ち止まって考えてみる必要があると考えます。
必ずしもこの2つが効果的であるとは言い切れないからです。
ここでは、バイアグラの服用やオナ禁が遅漏改善に効果があるのかをご説明します。
バイアグラは勃起を補助してくれる薬です。勃起した状態を持続させるバイアグラは、勃起不全(ED)治療に用いられています。
そして、このバイアグラですが、勃起によってペニスが固くなると感度は鈍くなるため、遅漏を招く可能性があります。
バイアグラそのものには、性的な興奮や性欲を増やす作用はありません。遅漏改善のためにバイアグラの使用を検討している方は、避けたほうがいいでしょう。ED治療薬を服用中で遅漏に悩んでいるという方は、まずは医師の判断を仰ぎましょう。
また、2021年2月現在、遅漏に対する特効薬は見つかっていません。そのため、遅漏の薬物療法は補助的な位置づけとなっています。具体的には、パーキンソン病治療薬や抗アレルギー薬が処方されることがあります。
遅漏を薬で治す場合は、色々と模索しながら試していく必要があり、劇的に治るというわけではないようです。
オナニーでの強い刺激に慣れてしまったり、オナニーの回数が多かったりして遅漏に陥ってしまった場合は、オナ禁が遅漏改善に効果的かもしれません。
強い刺激に慣れてしまっている方は、床オナニーや足ピンオナニーといった強い刺激でのオナニーを避けて適度な力加減で手コキを行いましょう。この方法で射精できない場合は、トレーニングオナホを使用するのもおすすめです。
オナニーの回数が多くて遅漏になってしまっている方は頻度を見直しましょう。オナニーの頻度は週1回~3回が適切とされています。
もし毎日オナニーをしてしまっている場合、精巣に精子が溜まっていない状態のまま射精を目指してしまっている可能性が考えられます。
そもそもの精子の量が少なくては、オナニーやセックスで射精に至ることは難しいというわけです。
ただし、過度なオナ禁は健康を害する可能性があるので避けましょう。精巣は1週間で満杯になり、この状態でずっと射精せずにいると男性ホルモンが低下すると言われています。
男性ホルモンの低下は筋力低下や頻尿、不妊などの原因にもなります。過度なオナ禁は避けて、週に1回~3回ほどオナニーを行い、男性ホルモンの分泌を促しましょう。
わたしも早漏2回戦の方が好きです😁 遅漏1回戦だと、自分の中で不安が大きくなってきてしんどくなるから😅
— ぶきっちょポメポメプリン (@bW87PF9wW0IJEjI) July 22, 2020
風俗ではデカチン遅漏は自慢どころか嫌われるのに「俺の大きいから入れたくなっちゃう?」とか「なかなかイけないからナマでしよ」なんてさらに嫌われるだけ。
小さめでもちゃんとイける人のほうが大好きです♥️
重度の遅漏はオ○ニーの仕方を振り返ってみるべし…https://t.co/x34R62lds0 pic.twitter.com/4vcIt8dej2— 人妻茶屋日本橋 涼子 (@HTN00004) December 14, 2020
プレイ時間が限られている風俗の場合、遅漏の男性はあまり好まれないことも……。ただし、遅漏であることを事前に伝えなかったために、好まれなかっただけかもしれません。
女性は男性が射精することで「気持ちよかったんだ」と思い、安心します。ですから、事前に遅漏であることを伝えておくのは、男性を気持ちよくしようと一生懸命な風俗嬢への思いやりになります。
それに、コミュニケーションを少し取っておくだけでも互いにリラックスできるので、より楽しい時間が過ごせますよ。
また、遅漏を手軽にできる方法で治したいという方は記事内でご紹介した方法を試してみてください。今回ご紹介したのは、オナホの使用やオナ禁など手軽に試せるものを中心にピックアップしています。
遅漏であることをストレスに感じ過ぎず、自分に合った改善方法を色々と試してみましょう!
※1)yamacomi「医学のうんちく/遅漏について」
https://www.yamacomi.com/3649.html
※2)ウエストEDクリニック「バイアグラ&ED・フォーラム Q&Aスレッド集」
http://www.westcl.com/vf/keijibann0407-12.html
※3)浜松町第一クリニック「バイアグラの正しい服用方法と処方」
https://www.hama1-cl.jp/ed/
※4)フィットクリニック「バイアグラとは」
https://fit.clinic/medicine/ed/viagra/
※5)いきぬくノート!「オナホールで遅漏を治す方法【遅漏向けのオナホールはコレだ】」
https://www.bokurano-music.com/onaho-tirou
※6)みむろウィメンズクリニック「男性不妊の基礎知識(セックスレス関連)」
https://mimuro-cl.com/male-sexless/
※7)アモーレクリニック「早漏・遅漏の定義とは|射精までの挿入時間はどれくらい?」
https://sakae-c-c.jp/news/2536/
※8)くぼたクリニック松戸五香「【SEXが長すぎるあなたへ。遅漏の治し方】」
https://www.kubota-clinic.info/blog/2020/2600/
※9)新宿ライフクリニック「遅漏症の臨床像」
http://www.life-cl.com/glossary/ti/retarded-ejaculation.html
※10)エス・セットクリニック「勃起障害・射精障害でお悩みの方へ」
https://sset-clinic.com/medical/ed_care/index.html
※11)TENGAヘルスケア「メンズトレーニングカップ フィニッシュトレーニング」
https://tengahealthcare.com/campaign/chirou-a/
※12)浜松町第一クリニック「射精障害について」
https://www.hama1-cl.jp/about_ed/ejaculation_disorder.html
※13)日浦クリニック「男性性機能障害について」
http://hiura-clinic.jp/dysfunction/3.html