AVや雑誌などのアダルトコンテンツにはフェラチオが必ずと言っていいほど含まれています。
そういったコンテンツを見ていて、何となく「フェラチオって頑張れば自分でもできるのでは……?」と思ったことのある男性もいるでしょう。
実は自分で行うフェラはセルフフェラあるいはオートフェラと呼ばれる確立された自慰のひとつです。
今回はそんなセルフフェラについて深掘りしたいと思います。
そもそもセルフフェラとは何かから、必要な条件、セルフフェラのやり方、コツなどについて解説するのでぜひ参考にしてください!
また、セルフフェラの注意点や危険性、体験談・失敗談もまとめています。
普通のオナニーにマンネリを感じているのであれば、物は試しと思ってチャレンジしてみませんか?
セルフフェラ(オートフェラ)は「自分自身でペニスをフェラする」オナニーのこと。
セルフフェラという言葉は知らなくても、精通後にいろいろな情報を得る中で、「自分でフェラチオができるのでは?」と思うことは普通にあるものです。
もっとも、射精だけでなく排尿もするペニスを口に含めるか、そもそも物理的に届くのかという問題があり、セルフフェラを実践した人は少ないのが実情。
SNSの発達で気軽に情報が発信できるようになるまでは、「あくまで映像作品の演出」「特別な訓練を受けている人がしている」とも思われていました。
セルフフェラは自分で自分のペニスを舐めるため、気持ちよい箇所を的確に刺激できます。
そのため「究極のオナニー」と称する人もいるほどです。
また、インターネットが発達するまではセルフフェラの成功例を見聞きすること自体が稀だったのもこの評価の一因といえます。
奇抜であり難易度も高いセルフフェラは「これだけ難しいのだから、きっと気持ちがいいんだろうな」というバイアスがかかりやすいのです。
「気持ちいい伝説のプレイ」としてインターネットで一定の知名度があるのはそういった理由もあるでしょう。
セルフフェラの起源は古く、実は古代エジプト神話にも言及する伝承があります。
古代エジプト神話に登場する創造神アトゥムがオナニーをして精液を大地に放った際、大気の神シューと湿気の女神テフヌトが生まれました。
この時のオナニー方法がセルフフェラだったとする説があるようです!
また、長い歴史を持つエジプトの移り変わりと宗教観の変化から、創造神アトゥムは太陽神ラーの信仰に習合されたため、太陽神ラーにも同様の伝承を見ることができます。
もともとは男性と女性双方の特徴を持ち「性交をせず神を生む神」を象徴したエピソードですが、そのイメージもあくまで人間の脳で作られたもの。
紀元前から時が過ぎ、現代でもセルフフェラに思い至るところを見ると、男性の性欲については紀元前からさほど変化していないようです。
ポルノ映画やAV動画の業界ではセルフフェラはひとつの題材として確立されています。
ポルノ映画では1970年代にロン・ジェレミーさんという俳優によるセルフフェラの披露を皮切りに、本数こそ少ないもののコンスタントに発表されているようです。
ロン・ジェレミーさんは約25cmという規格外のペニスを誇っており、それを活かしたプレイ=セルフフェラは彼の代名詞でした。
ちなみに60代となった現在でも亀頭に軽く口を当てる程度の柔軟性は維持しているようです。
AV動画は男性向けのものが多く、プレイ自体が特殊なため、セルフフェラを含む作品は少数です。
しかし、2000年代に入ってからもコンスタントに発表はされているようですよ。
セルフフェラが一般的なオナニー方法でないのは、身体的な条件が課せられるからでしょう。
条件は大きく分けて「体の柔らかさ」と「ペニスの長さ」の2つです。
ちょっと体が柔らかい、ペニスが少し長い、程度では成功しづらいので、まずは自分がその条件に合致するかを確認して、挑戦するかどうかを決めるのもいいでしょう。
また、肥満気味でお腹が出ている人の場合は単純にお腹が突っかかって体を畳めないので、まずは痩せるところから始める必要があります。
体が硬いとペニスまで口が届かず、セルフフェラが成立しません。
とはいえ、無理やり体を曲げようとすると腰や背中、首に大きな負担が掛かってしまいます。
最低限、前屈で自分の足を抱えられる程度の柔軟性は必要です。
また、セルフフェラはただ単に腰から二つ折りにするのではなく、口をペニスまで持っていかなくてはいけません。
そのため、お腹を覗き込むような少し特殊な曲げ方をすることになり、もともとある程度体が柔軟な方でも慣れていないと少し難しいようです。
柔軟性があってもペニスのサイズが小さいため口に届かない場合もあります。
逆に言うと十分なサイズがあれば、「ヨガ講師のような柔軟性はない」という方でもある程度は補えるようです。
実際、ポルノ俳優のロン・ジェレミーさんのペニスサイズは日本人平均である約13.5cmの2倍近いペニスサイズを誇ります。
もっとも、流石に20cm超えのペニスを持つ方は日本や海外でも稀ですから、極端な例と言えるでしょう。
理想としては完全に勃起した状態のペニスがヘソ付近まで届くようなサイズであれば、セルフフェラが成功しやすいと言われています。
セルフフェラのやり方は大きく分けて3パターン。
「結局のところペニスを咥えるだけでしょ」と思いがちですが、姿勢によってセルフフェラの難易度は大きく変わります!
まずは実際にペニスを咥えなくてもいいので、姿勢だけでも真似てみて「体に痛みはないか」「異様に苦しくはないか」だけでも確認することをおすすめします。
「チングリ返し」といきなり言われてもイメージしにくいかもしれませんが、簡単に言うと仰向けに寝転んだ状態で、足のつま先を頭のほうにまで持ってくる姿勢です。
レッグアップリフトは体を曲げる際に筋力だけでなく体の重さも利用できるので、セルフフェラ初心者にピッタリのスタイルです。
壁へ頭を向けるようにして寝転ぶと、足を上げた際につま先が壁に当たるでしょう。
この時、壁を歩くようにするとペニスを顔に近づけることができます。
腹筋や腰だけでなく足の力も使えるので、セルフフェラの成功率もぐんと上がりますよ。
立った状態から前屈をしてセルフフェラをする立位はスタンダードなスタイルです。
両手のひらが地面にベタリとつく程度の柔軟性があれば、セルフフェラも十分狙えるでしょう。
ただ、この姿勢だと人体でも重いパーツである頭が下になるので、バランスが取りにくいのが難点。
初めて立位でセルフフェラをするのであれば、お尻を壁につけて体を安定させると転倒を防止することができますよ。
膝を抱え込んだ体育座りの姿勢からお腹を見るように俯いてセルフフェラをするのが座位です。
この姿勢はかなり深くまでペニスを咥えることができるので、ノドの奥まで使うディープスロートもできると言われています。
お腹側へ向けて首を曲げるため、首筋に負担がかかりがちなスタイルですから、プレイ前はよく首筋をほぐしておきましょう。
勢いで無理やり口を持っていくようなやり方をすると首や背中、腰への負担がとても大きいです。届かないようならストレッチで柔軟性を鍛えてから再挑戦してくださいね。
セルフフェラはその難易度の高さから幻のプレイとされていました。
一方でセルフフェラに成功したという人もいるので、全く不可能なプレイというわけではないようです。
ここからはセルフフェラの成功率を高める方法やコツを解説していきます!
人の体は継続してストレッチや柔軟体操を続けることで柔らかくなります。
ペニスまで口が届かないのであれば、まずは1日数分のストレッチを続けるところから始めるのもいいでしょう。
運動をした際の怪我防止にも繋がるので、セルフフェラ目的だけでなく、普段からこういったストレッチを習慣づけることもおすすめします。
食事面にも気を使うとより効果的に体を柔らかくすることができますよ。
具体的にはお酢や豚肉、豆腐、手羽先、エビなどがおすすめ!
「体が柔らかくなる」という状態は筋肉や関節に密接な関わりがあります。
筋肉は疲労が蓄積すると硬くなり、疲れていない状態だと柔らかくなるのが特徴。そのため、筋肉の疲労回復は柔軟性を上げるのに一定の効果があります。
疲労の蓄積を予防できるお酢やビタミンB1を豊富に含む豚肉や豆腐は、ある意味で「体を柔らかくする食べ物」と言えなくもないでしょう。
関節の可動域の拡張こそが体が柔らかくなることの根本です。関節の可動域を広げるには基本的にストレッチの継続しかありません。
しかし、手羽先やエビといったコラーゲンを含む食材を摂ることで、若干の手助けはできるようです。
コラーゲンは肌や筋肉、骨を作る材料になる栄養ですが、関節においては潤滑剤とクッションの役割があり、可動域の維持に役立ちます。
ちなみにどんな物を食べても骨や筋肉がゴムのように柔らかくなることはないので、期待しすぎないようにしましょう!
ペニスを後天的に大きくできると言われている「チントレ」もセルフフェラをしたいのであれば有効です。
例えば乳しぼりの要領でペニスを刺激するミルキングやジェルキングといった方法は欧米ではメジャーなペニス増大トレーニング。
ミルキングやジェルキングはアラビア諸国では2000年以上前から行われてきた伝統あるチントレです。
ただし、これらの方法は個人差が大きく、「絶対に大きくなる」というトレーニング法ではないのでご注意ください。
また、ペニスそのものを鍛える他にも、PC筋(骨盤底筋群)を鍛えるというのもあり!
PC筋は股間やお尻回りの筋肉の総称で、勃起に関わるものも筋肉群に含みます。
セルフフェラをする際もペニスがしっかりと硬さを保っていなければ咥えにくいもの。
その点、PC筋を鍛えるとペニスの硬さや持続力を増すことができるのでおすすめです。
頭を股間へ持っていくという人体の想定していない姿勢・行為をするセルフフェラはいろいろな危険が伴います。
それは肉体的な怪我はもちろんですが、ありえない体勢でオナニーをする姿が「家族や他人からどう見えるか」も気になるところ。
そこで、セルフフェラをする際の注意点をまとめました。ぜひ参考にしてください!
何の準備もなくセルフフェラのように負荷のかかる姿勢を取ろうとするのは絶対にNG!
首や背中、腰を痛める危険性があります。
オナニーは気軽に性欲を発散するものなので、ストレッチをしてまでオナニーに臨むというのは違和感があると思います。
ただ、セルフフェラに関しては相当な無理をするので、怪我防止のためにも事前準備はしっかりとしましょう。
部屋の鍵を忘れたり、カーテンを開けたままにしたりといったうっかりは、家族や隣人にセルフフェラを目撃される恐れがあるので注意しましょう。
ただでさえオナニーを他人に見られるというのは恥ずかしいもの。
ましてやセルフフェラは体を折りたたんで自分のペニスを舐めるという稀も稀なオナニー方法なので、目撃されれば自分に対する評価は激変するでしょう。
いつものオナニー以上に戸締りはできているか、カーテンは閉まっているか、入念に確認をしたうえでセルフフェラをしてください。
セルフフェラは難しいオナニーだけに、達成したことを人に話したくなるかもしれません。
しかし、他人からどう見えるかは一度冷静になって考える必要があるでしょう。
そもそもどれだけ難易度が高かろうと、語る内容はオナニーについてなので、よほど親密な相手でもない限り、気味悪がられるのは必定。
事実、その場の勢いと成功した嬉しさでSNSのグループチャットに動画を送り、知らない内にグループチャットが消滅していた……なんて悲しい事件もあったようです。
成功の喜びを報告するのであれば、相手や場面はしっかりと選びましょう。もしくは、ひっそりと心のうちに秘めておいたほうがよいですね。
セルフフェラは普通のオナニーにない独特のリスク・危険性が存在します。
痛みを我慢してまでセルフフェラを行えば体を痛めてしまいます。
また、手ではなく口を使うという特殊性から、肉体的な負担はもとより、女性からのフェラに対する感じ方にも変化が起こりうる可能性があるのです。
特に目への射精は注意が必要で、性感染症を患っていた場合は眼球も性感染症を発症しかねません。
セルフフェラをする際はストレッチを十分にしたうえで、精液が気になるのであればコンドームを着用するのがいいでしょう!
セルフフェラはその特異性と難易度から、成功率が低い幻のオナニーとされていました。
自分自身で的確にペニスを刺激でき、熟練の風俗嬢を超えるテクニックのフェラを楽しめる可能性も秘めているため、その気持ちよさは究極のオナニーと称されるほど!
普段のオナニーにマンネリを感じているのであれば、セルフフェラに挑戦してみるのもいいでしょう。
ただ、セルフフェラを試す際は、しっかりとストレッチ・柔軟をしましょう!無理な体勢や痛みを我慢してセルフフェラをしてしまうと、体を痛めてしまいます。
自分の体の調子と相談しながらセルフフェラを試してみてくださいね!
オナ二スタ加藤
日々オナニーを探求しているオナニスタ加藤です!たいそうな名前で恐縮ですが、格闘技を見たりサウナで整ったりするのが趣味のただのおじさんですwww オナニー関連の記事を書いているので、どうぞよろしく^ ^
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