女性の身体のなかで、クリトリスはトップレベルに敏感な性感帯です。そのためセックスのときは、クリトリスを刺激する男性がほとんどでしょう。
クリトリスは敏感な場所だけあって、ヘタな触り方をすると女の子に痛い思いをさせてしまう場合もあります。しかし「クリトリスの触り方が、イマイチわからない……」という男性もいるはず。
この記事ではそんな男性に向けて、女の子を気持ち良くさせられるクリトリスの触り方のポイントや注意点をご紹介します。
クリトリスの愛撫には、さまざまな方法があります。しかし基本となるのは「手」を使ってクリトリスを触る方法です。
もちろんただ単にクリトリスを触ったり、擦ったりするだけでは女の子の反応はイマイチなはず。そこで女の子に喜んでもらえる、手を使ったクリトリスの触り方を「簡単5ステップ」でご紹介します。
男性のなかには、いきなりクリトリスを直接触ろうとする人もいます。しかしいきなりクリトリスを触られたり撫でられたりするのは、気持ちが良いどころか「痛い」「気持ち悪い」と感じる女の子が多いです。
まずはパンツを履いている状態で、そっとクリトリスの周辺を撫でるようにしましょう。パンツ越しにクリトリスの周辺を円を描くようにして、少しずつ刺激を与えていきます。
最初に軽い愛撫を加えれば女の子の興奮度が高まってくるため、直接触られたり強めに撫でられたりしても快感につながっていきます。
直接クリトリス付近を愛撫するだけではなく、ほかの性感帯も合わせて愛撫すれば女の子の興奮度をさらに高められます。愛撫する場所は、脚の付け根や乳首などの性感帯を中心にすると良いでしょう。
そもそもクリトリスばかりを集中して触っていると、「そこしか触ってくれないの?」と女の子が思ってしまうような、ワンパターンな愛撫になってしまいます。クリトリスを愛撫して女の子が感じてきたところで他の性感帯を愛撫すると、プレイにアクセントが生まれてワンパターンになりませんよ。
焦らしプレイの一面もあるので、女の子から「もっと触ってほしい!」と言われるくらいに焦らすのもアリですね。
アソコが十分に濡れているのを確認したら、直接クリトリスを指で愛撫していきましょう。ただしいきなり強めに触ってしまうと、敏感な部分なため痛みを感じさせてしまうかもしれません。
女の子のクリトリスは、構造的には男性の亀頭と同じです。亀頭を強く擦られるのを想像すれば、クリトリスも丁寧に優しくソフトタッチで愛撫すべきだとわかるでしょう。
ただワンパターンにクリトリスを責めても女の子を絶頂に導くのは難しいです。よって愛撫の仕方にもさまざまな変化をつけると良いでしょう。おすすめなのが指の腹をクリトリスに当てて、丸く円を描くように触る方法です。
よく「クリトリスの皮を剥いて、直接愛撫すると良い」なんて言われる場合もありますが、この愛撫をするときはクリトリスの皮の上から優しく刺激を与えるようにするのがベター。
女の子が感じてきて愛液がたっぷり出てくるようであれば、その愛液を使って滑りを良くするとより気持ち良くさせられますよ。
指をクリトリスに押し当てて、優しく振動させるのも愛撫の仕方として有効です。ローターの振動のように、指を押し当てたまま細かく振動させると良いでしょう。
さらに指を使って、クリトリスを「トントン」とリズミカルに叩くようにして振動させるのもアリです。アソコが濡れているときに「トントン」と叩くようにすると、ピチャピチャと音がするため、女の子を恥ずかしがらせる「羞恥プレイ」にもなるので、より効果的になりますよ。
※この動画は無音です。
「クリトリスを愛撫する際には、あまり力を入れすぎないようにする」と言われても、実際にはどの程度の力加減で触れば良いのかわからない、なんて男性も多いでしょう。
特に皮を被せたままであれば多少力を入れすぎても大丈夫ですが、皮を剥いた状態で愛撫する際には力加減に気を付けないとせっかくのセックスが痛みで中断されてしまう、というケースも考えられます。
そこでクリトリスを触る力加減を練習するのに有効なのが、豆腐を使う方法です。特にやわらかくて力を入れすぎると簡単に崩れてしまう「絹ごし豆腐」、しかもその「角の部分」を撫でたり擦ったり、軽く叩いたりしてみましょう。
もし豆腐の角が崩れてしまったら、それは「力を入れすぎている」証拠。どんなに擦っても叩いても豆腐の角が崩れないような力加減を習得すれば、クリトリスが痛くならない気持ち良い愛撫ができますよ。
クリトリスは、女の子の身体のなかでも最高レベルに敏感な性感帯。ただし何度も言いますが、それだけ敏感な部分ですから間違った刺激を与えると痛みを感じてしまう部分でもあります。
そこで大切になるのが、クリトリスには「あまりにも強い刺激を与えない」「同じような愛撫のやり方を続けない」の2点。ここからはクリトリスに痛みを与えず、女の子に気持ち良くなってもらうためのポイントを6つご紹介します。
女の子のアソコが濡れていない状態でクリトリスを触ると、刺激が強すぎて快感よりも痛みを与えてしまいます。そこで大切になるのが、相手をしっかり感じさせて愛液をたっぷり分泌させるための愛撫です。
愛液のヌルヌルが摩擦を弱めるので、痛みではなく快感を与えてくれます。ただし注意しなければならないのが、体質的に気持ち良くなっても濡れにくい人もいるという点です。
また愛液は、時間が経過すると乾いてしまい摩擦が強くなってしまうことも考えられます。そういった女の子を相手にする場合は、ローションを用意しておくと良いでしょう。
ローションを使えば滑りが良くなるため痛みを与えず、さらになかなか乾かないので長時間の愛撫にも対応できます。ほかにもローションがあればプレイの幅も拡がるというメリットもあり、用意しておくと便利ですよ。
手だけでクリトリスを愛撫していると、どうしても次第にワンパターン化してきてしまいます。そこで手だけではなく、口や男性器を使ったクリトリスの愛撫法も身に付けておきましょう。
口でクリトリスを愛撫する際は舌で優しく舐めたり、尖らせた舌先でツンツンとつついたりと指で愛撫するときと同じような愛撫がメインとなるでしょう。しかし指ではできない方法として、クリトリスを口の中に含んで吸い上げるやり方があります。
また男性器を使った愛撫には、亀頭を押し付けて擦る方法や、男性器全体を女の子のワレメに滑らせる「素股」の形で刺激するやり方があります。直接的な愛撫の刺激もありますが、なによりも「アソコとアソコを擦り合わせている」というシチュエーション的な興奮も加わるので、有効なやり方と言えるでしょう。
クリトリスに直接触れる刺激ではなく、間接的な刺激も有効です。簡単なのは、クリトリスに向かって息を「フッ!」と吹きかけるやり方。
あまり強く吹きかけると気持ち良いと言うよりもビックリしてしまう場合もあるので、あくまでも優しくそれでいてちゃんと息を吹きかけたのがわかる程度の強さにするのがポイントです。
特に女の子が興奮していて、クリトリスが敏感になっている状態で息を吹きかけるとより効果的です。直接的な快感を与えるだけでなく、プレイとプレイの間に挟むとちょっとした「焦らしプレイ」にもなりますし、エッチなムード作りとしても効果的でしょう。
女の子に感じてもらうのであれば、ひたすら無言でクリトリスを愛撫しまくるのはあまり良くありません。もちろんそれでも肉体的な快感は与えられますが、女性にとってセックスの充実感は「精神的な満足度」によるところが大きいためです。
そこで有効なのが、クリトリスを触りながら言葉責めをする方法。「これから触るからね」「触られて気持ち良さそうだね」など、恥ずかしさを感じさせるような言葉責めをおこなえば相手の興奮度はアップします。
また触りそうで触らなかったり、クリトリスの周囲を撫でながら「触ってほしいの?」と聞いたりというような、焦らしプレイを加えるとさらに効果的です。
ただし女の子のなかには「ヘタな言葉責めなんてされると、冷めちゃう……」なんてタイプの子がいる点には注意が必要です。「女の子のノリが悪い」と感じたら、言葉責めは控えめにすると良いでしょう。
クリトリスへの愛撫に変化をつけたいのであれば、ローターやバイブを当てるのも有効です。ローターの細かい振動や、バイブのウネウネとした動きは人間の指ではなかなか再現が難しいため、独特の快感を与えられます。
ただしローターやバイブの動きは人間ではマネできない激しさがあるので、女の子にとっては「強すぎる刺激」となってしまう場合があるのも考えなければなりません。もし刺激が強すぎるようなら、パンツの上から当てればある程度加減ができます。
一度チャレンジしてみて、女の子にとってどの程度の刺激が気持ち良いか確認してみるとぴったりの刺激を与えられるでしょう。
女の子のアソコに挿入しながら、指でクリトリスを刺激するのは最強の愛撫方法とも言えます。男性は挿入によってほぼ確実にイケますが、女性のなかには「挿入ではなかなかイケない」という子もいます。
そんな女の子でも、挿入しながらクリトリスを刺激されるとイケる可能性がアップするのです。自分が挿入していてイキそうになったらクリトリスへの愛撫を強めると、同時にイクのも夢ではなくなります。
同時イキを達成できたら、肉体だけでなく精神的にも深く満足してよりお互いに対する愛情も深まるでしょう。
クリトリスを触る際は、注意しなければならない点もあります。NGな触り方をすると、女の子から嫌われてしまう可能性も高くなりますので注意しましょう。
まず「清潔な手で触る」はとても重要です。汚れた手で触ると、雑菌のせいで尿道炎のような病気になってしまうかもしれません。
また爪が伸びていると、触っているうちにクリトリスに傷を付けてしまう場合もあります。クリトリスは粘膜に覆われており敏感ですので、爪を立てたり引っかいたりしないように気を付けましょう。
次に「女の子が気持ち良くなっていないのに、クリトリスを触り続ける」のは、嫌がられる触り方のひとつです。感じていないのに触られ続けると、クリトリスが痛くなってしまったり不快感が増したりと女の子は嫌な気持ちになってしまうのです。
特に濡れていないクリトリスをつまんだり擦ったりするのは、女性にとっては痛いだけですので厳禁です。
また「クリトリスの皮を剥いて、直接触れば女の子は感じる!」と思い込んでいる男性もいます。しかし女の子によっては「敏感すぎて痛い」という場合もあるので、相手が嫌がったら止めるようにしましょう。
AVのような激しすぎる愛撫や強すぎる擦り方をするのも、やめておくべきです。AVでおこなわれているプレイは、見ている男性を興奮させるための演技が多く含まれているもの。
クリトリスの触り方に限らず、実際のセックスの参考にするようなものではありませんのでAVのマネをするのはNGと覚えておいてください。
クリトリスは、女の子の身体のなかでも最高レベルに敏感な性感帯です。それだけにヘタな触り方をすると痛い思いをさせてしまい、嫌がられてしまう可能性も高いという事実を知っておきましょう。
しかしだからと言って、クリトリスへの愛撫を控えるのもイマイチな考え方。感じやすい性感帯だからこそ、しっかりと触り方をマスターすれば相手をガンガン感じさせてメロメロにできるのです。
嫌がる触り方、そして感じてもらえる触り方を覚えれば女の子が喜ぶセックスがマスターできます。そうすれば性生活も充実し、ふたりの関係もより深まるはず。
ぜひクリトリスの触り方をマスターしてセックスを楽しんでください!