セックスをするなら自分も相手も気持ちよくなりたいもの。
しかし、いわゆる「短小ペニス」で思うようなセックスができず、悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
確かに太くて長いペニスは女性に与える快感が大きいイメージがありますし、性感帯を刺激しやすいのは事実。
それを踏まえた上で「では、短小ペニスは女性を気持ちよくできないのか?」と問われれば答えはノー。短小ペニスでも気持ちのいいセックスはできます。
今回は「短小ペニスでも女性を気持ちよくできる体位」をピックアップしつつ、より効果を高めるテクニックについても解説!
短小ペニスだからといって卑屈になったり、セックスを避けたりする必要はありません。むしろ、今回紹介するテクニックでセックスをよりよいものにしましょう。
一般的に完全に勃起した状態で7cm未満のペニスを「短小」と呼ぶようです。
成人している日本人男性の平均的なペニスサイズは約13cmだそうなので、半分以下という認識でいいでしょう。
また、一口に短小と言っても先天的にペニスサイズが小さい人以外にも、肥満によりペニスの根本付近が埋もれてしまっている人も指します。
ちなみに成人している日本人女性の平均的な膣の深さは7~8cmとされているので、体格によっては短小ペニスでも膣奥を刺激できるようです。
とはいえ、ペニスサイズが7cmを下回ってしまうと、どうしても膣奥に届かないことが多くなり、それが原因で「短小」と呼ばれるのでしょう。
結論から言ってしまえば短小ペニスでも女性をイカせることは可能です!
まず、女性の性感帯は膣奥にあるポルチオだけでなく、Gスポットやクリトリス、乳首など複数存在します。
たとえ短小ペニスだったとしてもポルチオ以外の性感帯を刺激すれば女性をイカせることはできるでしょう。
そして、短小ペニスと呼ばれる長さでも、陰茎の太さやカリ首の高さが十分なら膣壁の刺激に適しています。
つまり、「短小ペニス」=「女性は気持ちよくない」というわけではありません。
セックス全体の満足感を考えるのなら、ローターをはじめとしたアダルトグッズでのサポートもおすすめです。
7cm未満の短小ペニスでも体位によっては深く挿入することができます。
特に密着度の高い体位は膣奥の刺激に適しており、短小ペニスにもピッタリと言えるでしょう。
ここからは短小ペニスの方におすすめしたい6つの体位を解説します!
対面座位はポルチオ以外にもクリトリスを刺激できる体位です。
クリトリスの刺激を意識する際はベッドや椅子に腰かけましょう。
ベッドや椅子に腰かけた体勢は、胡坐や足を伸ばしてただ座った状態よりも男性側が腰を動かしやすくなります。
下から腰を押し付けるように動くと肌でクリトリスを刺激できるため、どうしてもポルチオまでペニスが届かない場合はこちらがおすすめ。
かなり深い挿入が可能なので騎乗位は短小ペニスにピッタリな体位と言えます。
また、騎乗位は女性が自分から気持ちよくなれる動きを実践できるのも特徴!
例えば上下運動だけでなくクリトリスを押し付けるような、前後左右のグラインドはその最たる動きでしょう。
メジャーな体位でありながら、ポルチオだけでなくクリトリスへの刺激も可能なので、抵抗なく試すことができるはずです。
体勢的にお腹側を擦るように女性の膣内を刺激するので、寝バックはGスポットの愛撫に適しています。
また、密着して膣奥を刺激しようとすると女性のお尻が下腹部に当たるのが特徴です。
必然的に女性へ体重を掛けてしまうのでずっと膣奥を刺激しようとせず、場合によっては上体を起こした浅めの挿入でメリハリをつけるのがポイント。
こうすることで女性側に動けるスペースができ、ポジション取りもしやすくなります。
挿入位置が高くなるので腰の前後運動がしやすく、短小ペニスでも膣奥の刺激ができる体位です。
ただ、女性側は足を抱えられた状態で腰が浮いており、ほとんど動くことができないので、プレイは男性主体になります。
セックスの満足度が男性にゆだねられるので、密着度を意識したり、Gスポットを刺激したりと目的意識をもって積極的に動きましょう。
松葉崩しはお互いの太ももや女性の臀部が当たらないため、かなり深くまで挿入できる体位です。
短小ペニスでポルチオの刺激を目指したいのなら松葉崩しは最適!
深い挿入はペニスが膣から抜けてしまう事態も防げます。
基本的に男性側がリードする体位なので、松葉崩しを試すときは自分本位が過ぎて乱暴なプレイにならないよう気を付けましょう。
女性が両ひざを閉じることで膣とペニスがしっかりと密着する体位です。
男女共に快感を得やすく、短小ペニスでも十分な快感を女性に与えられます。
ロールスロイスはAV男優のしみけんさんが考案した体位で、車のエンブレムに似ていることからその名前がついたのだとか。
女性の体を知り尽くしているAV男優さんが考えただけあって、かなり効果的な体位と言えるでしょう。
セックスの良し悪しはペニスの長さや太さだけで決まるものではありません。
雰囲気づくりから前戯、挿入、射精までの間でいくつも工夫できるポイントがあります。
ここからは短小ペニスでもできる4つの工夫について解説!
「短小だから……」とセックスに消極的になるのは勿体ないので、ぜひ参考にしてください。
一刻も早く挿入したくなるのは男性の本能ですが、セックス全体の満足度を上げるのであれば、前戯の時間をたっぷりとるといいでしょう。
女性の理想とする前戯の時間は約18分と言われています。
前戯は性感を高めると共にムードを作る大切なコミュニケーションのひとつ。
たっぷりと時間をかけることで気持ちの面からセックスに積極的になれるわけです。
丁寧な前戯をすることで挿入後の感度も上がるため、短小ペニスの人ならこえを利用しない手はありません。
まずは丁寧なキスから始まり、胸や性器周りの愛撫をしっかりとすることをおすすめします。
膣奥にあるポルチオだけでなく、乳首やクリトリスへの刺激も同時にすると、より強い性感を与えることができるでしょう。
特に短小ペニスの場合は、体格差でポルチオの刺激が難しいこともあるので、その他の性感帯への愛撫が重要になってきます。
胸やクリトリスへの愛撫がしやすい体位は、後ろから抱きかかえる背面座位が代表的ですが、対面座位のようにお互いの顔と乳首が見える体位もおすすめ。
指での刺激以外でも腰の押し付けでもクリトリスを刺激可能で、自分の腰が自由に動く体位を選ぶのもありです。
テクニックに自信があるなら、手マンやクンニで一度女性をイカせるのもいいでしょう。
なぜ一度絶頂させるのかというと、女性の場合は絶頂後に性欲が減退しにくく、むしろ感度が上がるから。
感度が上がった状態なら短小ペニスでも十分に快感を与えることができます。
ただし、「イカせるんだ!」と意気込んで無理な愛撫をするのはNGです。
特にガシマンと呼ばれる女性のことを考えない乱暴な指使いは本当に嫌われるプレイ。
「痛みがないか」「気持ちがいい力加減か」とコミュニケーションを取りながら愛撫しましょう。
短小ペニスの人にとってセックスの際の体位選びは大切なポイント。
短小と言っても人によってサイズはさまざまなので、それに合わせた体位を選ぶ必要があります。
少しでも膣奥を刺激できるようなら、より深く挿入できる松葉崩しや騎乗位がいいですし、どうしても届かないのであれば腰でクリトリスを刺激できる対面座位がおすすめです。
また、松葉崩しや屈曲位のような男性が主体となる体位を選んだのであれば、乱暴なプレイにならないように女性への配慮は欠かせません。
無理なくお互いが気持ちよくなれる体位を探すことが肝心ですよ。
セックスはただペニスが大きければ気持ちよいというものではなく、コミュニケーションも含む複合的なもの。
そのため、ペニスが短小というだけで「女性を気持ちよくさせられない」と思い込むのは勿体ないですよ。
自分やパートナーの体格や好みに合った最適な体位を見つければ、短小ペニスでも女性を気持ちよくできます。
短小ペニスをコンプレックスに思わず、いろいろな工夫をしてみてください!