あらゆるアダルトグッズやオナニー方法を試した方であれば、アナルビーズに興味を持つのは珍しくないでしょう。
しかしお尻の穴は非常にデリケートな部位。アナルビーズで快感を得るには正しい方法を知らなければなりません。
そこで本記事では、アナルビーズの正しい使い方や3つの注意点を解説!
お尻開発初心者向けのアナルビーズも紹介しているので、購入時の参考材料になるはず。
アナルビーズの使い方をマスターしたい方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
まずはアナルビーズについて解説します。
詳しく知らない方やすでに知っている方も、使い方を覚えやすくするためにぜひご一読ください。
アナルビーズとは、アナル(肛門内)への挿入や出し入れをするグッズ。
主にオナニーやアナルプレイ時の前戯や拡張の目的で使用されます。
肛門より少し大きめの球体(ビーズが)連結した形をしています。
スティック状や数珠状などタイプは様々。
一般的に全長はアナルプラグよりも長く、バイブやディルドよりもデコボコしているのが特徴です。
その名の通り腸内への挿入や肛門での出し入れによって、排泄に似た快感を得られます。
アナルビーズは素材や形状などで種類が異なり、初心者向けと上級者向けで分類できます。
初心者向けのアナルビーズは、球同士が一定の距離で配置されているタイプです。
球を1個ずつ動かせるためアナルへの負担は少なめ。
さらにシリコンやゴム、ラテックスといった柔軟性のある素材も粘膜や腸内への負担軽減につながります。
一方上級者向けのアナルビーズは、球が連続的につながっているタイプです。
アナルの締まる余裕がないため、常に肛門が広がる状態となります。
初心者がトライするには刺激が強い可能性大ですので、選ぶ際は気をつけましょう。
なお素材はプラスチックや金属、ガラスなど表面が滑りやすく、挿入や出し入れもしやすいものがおすすめです。
ほかにも電動式や持ち手のあるタイプ、コスプレ向けの尻尾型など特殊な形状もあります。
素材や形状、機能によって種類が分かれるので、自分に合うアナルビーズを選びましょう。
結論から申し上げると、アナルビーズはお尻に入れて大丈夫なように設計されています。
手順さえ間違えなければ、肛門への負荷もかかりにくいのです。
お尻の穴は、本来何かを受け入れる器官ではありません。
そのためアナルビーズは肛門への負荷が少ないシリコン製だったり、安全性を確保できるストッパーを採用していたりなど、肛門への挿入を前提に作られているのです。
ただし、自分に合うサイズと素材のものを選ぶのは大前提です。
自分のお尻の状態に合っていなければ、たとえ使い方を守っていても怪我やトラブルに繋がりかねません。
初心者と上級者でサイズ・素材は異なるので、初めての方は無理をせず初心者向けのアナルビーズから試しましょう
アナルビーズの正しい使い方を詳しく解説していきます。
アナルビーズを使う際に必要な道具は以下の通りです。まずは道具を揃えておきましょう。
正しい手順と道具を使うタイミングを知っておけば、アナルビーズマスター間違いなしですよ!
まずはアナルを洗浄しましょう。
先に腸内の便を排泄しないと、アナルビーズが便で汚れたり失禁したりする可能性があるからです。
アナル洗浄は主に浣腸液を使う方法と、シリンジ・ぬるま湯を使う方法に分かれますが、ステップはほとんど変わりません。
なおアナルを洗浄する際は手袋やタオル、ティッシュなどを用意しておくと、便で汚さずに済むでしょう。
気持ちよくなる前に便で汚れたり失禁したりすると台無しになるので、アナル洗浄はくれぐれも忘れないようにしてくださいね。
洗浄が済んだら、次は指でアナルをマッサージしてほぐしましょう。
なぜなら、お尻の穴が収縮している状態でアナルビーズを入れようとするとケガをするからです。
アナル周りを優しく押したり撫でたりして筋肉を緩めたら、ローションを塗って指を挿入してください。
衛生上、手袋か指サックを付けておくのがベストです。
まずは小指を1cmほど入れて、外側に優しく広げるように動かしましょう。
時間をかけて少しずつ指を変えていくと、お尻の穴も慣れてゆるんでいきますよ。
指が二本ほど入る状態になれば十分です。
お尻の穴をほぐせたら、いよいよアナルビーズの挿入です。
万が一汚れてもすぐに洗えるお風呂場でおこなうのがおすすめです。
またアナルビーズは使用前に消毒スプレーで殺菌するのはマスト!細菌感染を防ぐためにも必ず徹底してください。
その上でさらにコンドームを被せておくとさらに安心でしょう。
清潔な状態のアナルビーズにローションをたっぷり塗ったら、ゆっくり肛門へ挿入してください。
いきなり一気に入れるのではなく、球を1個ずつ押し進めていくのが大切です。
この時、体勢を横にしてお尻を突き出すとリラックスした状態になり、肛門が緩くなって入れやすくなりますよ。
アナルビーズを入れ終わったら、あとは優しく引き抜いて気持ちよくなるだけです。
球が肛門に引っかかった状態でアナルに意識を集中し、ゆっくり引き抜けば排泄のような快感を感じられますよ。
持ち手があるタイプであれば出し入れが簡単になり、上手く刺激を与えられるでしょう。
ただし激しく動かすと負荷がかかり、肛門に痛みや裂傷を伴うため注意しながら楽しんでください。
ちなみに男性が使用する際には、肛門の内側から前立腺を刺激する「ドライオーガズム」も楽しめますよ。
アナルビーズを使う際に注意点は3つ。
使用者の健康が損なわれるリスクを避けるために確認しておいてください。
アナルビーズを他人と共有するのは絶対に避けてください。
なぜなら、肛門内の細菌によって感染症にかかる危険性が高いから。
たとえ共有先が恋人でもリスクは変わりませんし、むしろ相手に病気のリスクを負わせてしまいます。
洗えば大丈夫だと思う方やコンドームをつければ良いと考える方もいるかもしれません。
しかし感染症のリスクは完全にゼロではありません。
安全に楽しむためにもアナルビーズの共有は避けましょう。
最初は小さいサイズのアナルビーズから試していきましょう。
初心者がいきなり大きなサイズから入れようとすると、肛門の裂傷や腸内を傷つけてしまう可能性があります。
大きなサイズや硬い素材のアナルビーズは、すでに肛門を拡張した方が使うタイプなので初心者には向いていません。
また本来アナルは排便機能しかない上に、肛門周りも神経が敏感なので傷つきやすい部位です。
シリコンやゴム、ラテックスといった素材であれば、柔軟性もあり摩擦も少なめ。
挿入もスムーズかつ痛みも少ないでしょう。
小さなアナルビーズで慣らしてから、徐々にサイズアップするのがおすすめですよ。
すでに使用済みのアナルビーズを女性器に入れるのはNG。
なぜなら、肛門内の細菌が付着している可能性が高いためです。
女性器に入れてしまえば、性感染症や膀胱炎といったリスクが伴います。
たしかに女性器に入れると快感を得られる方もいますが、健康を阻害する可能性は否定できません。
形式に関係なく一度でも使っているアナルビーズは、基本的に肛門内の菌がついていると考えておきましょう。
なおコンドームを被せて使ったアナルビーズを交換するのも、リスクがあるので避けてくださいね。
おすすめのアナルビーズを3つご紹介します。
初心者はもちろん玄人も楽しめるように厳選したので、購入する際の判断材料としてぜひ参考にしてみてください!
『グレープボム』は名前の通り、ブドウのような球が連なっているアナルビーズ。
最小で約1㎝からスタートし、徐々にミリ単位で大きく試していけるのが特徴です。
一般的な価格は1,000円〜3,000円ですが、同製品は500円弱とかなりリーズナブルに買えますよ。
素材も樹脂を使っているため柔軟性があり、丸い持ち手がついているのもポイント。
初心者でも抜き入れしやすいタイプです。
『ダブルヘッドアナルプラグ』はプラグとビーズが合わさったアダルトグッズです。
ビーズ部分の球は直径3㎝以下で構成されており、アナルを刺激するデコボコの段差が特徴。
素材はシリコン製でローションとの相性も良く、全体的に細身なので初心者にとってかなり使いやすいタイプです。
ちなみにストッパーにはイボイボがついており、アナルと当たった時にはさらなる快感を得られますよ。
『マンティコア アナルプラグ』はアナルプラグとアナルビーズを兼用できるアダルトグッズ。
マンティコア(怪物という意味)という名前にふさわしい強烈な造形が特徴です。
ビーズの役割を果たす球のサイズはすべて3㎝超えで、先端の直径は3.7cmと玄人向けの大きさになっています。
さらに先端はらせん状の模様、他の球は小さなイボイボといった凹凸の激しさもポイント。
ハードな責めを好む玄人にうってつけのアナルビーズです。
アナルビーズの正しい使い方を解説しました。
誤った使い方をして肛門を傷つけてしまわないよう、正しい使用方法を再確認しておきましょう。
時間をかけてアナルをじっくり慣らすことが大切です。
ただし使用済みのアナルビーズを共有したり、女性器へ挿入したりすると感染症のおそれがあるので避けましょう。
ぜひ本記事を参考にアナルビーズを使いこなして、新たなプレイを楽しんでください!