「セックスのときどのように挿入したらいいのか分からない」
「挿入したときの感覚はどんな感じだろう」
「挿入時間はどれくらいがいいの？」
セックスの経験がない方は、いざという時のために挿入の仕方を知りたいのではないでしょうか？
挿入の仕方が分からないと、いざセックスする際に手間取ってしまいます。また、女性に痛みを与えたり、下手と思われたり、思わぬトラブルに発生する可能性もあるでしょう。
セックスで女性を気持ち良くするには、スマートに挿入して的確に感じるポイントを刺激することが重要です。
そこで本記事では、セックスで挿入する際の基礎知識や入れ方のコツ、挿入時間などについて徹底解説！
いざ本番を迎えるときのために、スムーズに女性をリードできるように挿入のポイントを押さえておきましょう。
はじめに、セックスで挿入する際の基礎知識について解説します。
セックスの経験がないと、どのように挿入すべきか分からないという方も多いと思います。安心してセックスに臨むためにも、今のうちに挿入に関する基礎知識を理解しておきましょう。
セックスをする際は、挿入の有無に関わらず爪を整えて体を清潔にしておくのがマナーです。
セックス中は女性の体や肌に触れたり、性感帯を刺激したり、膣内に指やペニスを挿入したりします。このとき爪が長いままだと、女性の肌や膣内を傷つけるだけでなく、痛みを与えるリスクもあるので注意しなければなりません。
膣内や性感帯は非常に敏感ですから、触り方や刺激の与え方などには特に気を付ける必要があります。
そのため、セックスをする前に必ず爪を短く切ってやすりで削るなどして整えておきましょう。
また、セックスにおいてパートナーとの信頼関係や雰囲気づくりはとても重要です。女性からの信頼や好印象を得るには、清潔感が欠かせません。不潔な状態では、そもそもセックスを嫌がられる可能性も高いです。
毎日しっかりシャワーを浴びる・歯磨きをするといった体臭・口臭のケアはもちろん、髪を整えたり無精ヒゲを剃ったりするなどして身だしなみを整えて清潔感を保ちましょう。服や靴も汚れのない状態にしておくとベストです。
セックスは基本的に「前戯」「本番」「後戯」に分かれており、挿入の前に前戯でお互いの性的興奮をしっかり高めておくことが重要です。
当然ながら、ペニスが勃起していない状態では膣内に挿入することはできません。そのため、前戯で性的興奮を高めて、ペニスを勃起させる必要があります。
前戯ではキスやハグ、手や口を使った性感帯への愛撫などを行います。前戯は女性が男性からの愛情を感じられる行為でもあるため、セックスにおける雰囲気づくりにも欠かせません。
また、女性の膣内は非常に敏感です。濡れていない状態でペニスを挿入しようとすると痛みを伴ったり膣内に裂傷ができたりするリスクがあるだけでなく、そもそも上手く挿入できない可能性も高いでしょう。
勃起した大きなペニスを狭い膣内に挿入するには、膣をほぐしてペニスのサイズに拡張できるような状態にしておかなければなりません。スムーズに挿入するためにも、前戯を行って女性器をしっかり濡らし、膣内をほぐしておきましょう。
女性器は複雑な構造をしているので、どこに挿入すれば良いか分からないと不安になる人もいるでしょう。セックスの最中に「どこに挿入すればいい？」とパートナーに聞くのは恥ずかしいですよね。
そんな方は挿入前の前戯の段階で挿入場所を確認しておきましょう。前戯中は手や口でクリトリスを刺激したり、Gスポットを刺激したりします。
ただし、相手に挿入場所を確認していると思われないように、あくまで女性が気持ち良くなれる触り方を徹底するのがポイントです。挿入場所を確認しつつ、同時にクリトリスを刺激して快感を与えてあげようにしましょう。
セックスで挿入する際は、コンドームを装着するのがマナーです。一方で、コンドームを装着しない生セックスは強い快感を得やすく、ハマる男性も少なくありません。
ただし、性病のリスクや妊娠の可能性があるので、一時的な快感を得るためだけに生セックスをするのは危険です。万が一性病にかかってしまったり相手が妊娠してしまったりした場合、その後のお互いの人生は大きく変わってしまいます。
もちろん妊娠を望んでいるのであれば問題ありませんが、そうでない場合はしっかりとコンドームを装着してセックスしましょう。
性病にかかりたくない人や妊娠を望まない場合は、生で挿入すべきではありません。
人によって体質は異なり、その日の体調や気分によって体には変化が生まれます。そのため、セックスが毎回必ず上手くいくとは限りません。
前戯が不十分で女性器の潤いが足りていないのが原因で挿入がスムーズにできないというパターンもありますが、女性が緊張している場合やセックスに対して恐怖や不安を抱えている場合は体に力が入ってしまい、女性器が濡れにくくなるので挿入が難しくなります。
セックスする際は、女性の緊張をほぐしてリラックスさせることが大切ですが、無理強いは禁物。女性がセックスに対して前向きになれないときは、相手の気持ちを尊重するようにしましょう。
上手く挿入ができないのは単にテクニック不足だけが原因ではありません。女性の体調や気分次第で挿入のしやすさが変わってくる点を理解しておくと、安心してセックスに臨みやすくなります。
続いて、セックスの体位別の挿入方法について解説します。
セックスにはあらゆる体位があり、体位によって挿入方法は異なります。体位ごとの挿入方法を理解して、どんな体位でセックスしても挿入をスムーズに行えるようにしておきましょう。
正常位とは、仰向けになった女性の脚の間に男性が体を割り込んで挿入する体位です。
女性の脚を広げて、膣にペニスを押し込むように挿入しましょう。
このときM字に膝を立ててもらうと挿入場所を把握でき、お互いの下半身を密着させやすくなります。また、小陰唇周辺にペニスをこすりつけると愛液がついて円滑剤の役割を果たすため、スムーズに挿入しやすくなります。
挿入後はいきなり根元まで挿入せず、膣がペニスの形に馴染むように数秒間動かさずに待つのがポイント。馴染んできたら、少しずつ奥まで挿入していくようにしてください。
バック（後背位）とは、四つん這いになった女性の膣に、膝立ちになった男性が後ろから挿入する体位です。
女性にお尻を突き上げてもらい、ペニスを膣に押し当てるように挿入しましょう。女性の腰をしっかり掴んでおけば、スムーズに挿入しやすくなります。
前後左右にピストンしたり、女性の脚を閉じるようにしたりして挿入すれば、より強い刺激を与えられて快感をアップさせられるようになるのでおすすめです。
また、バックには立った状態で行う「立ちバック」や、うつ伏せ状態の女性に男性が覆い被さって挿入する「寝バック」といった種類もあります。
立ちバックを行う際は女性に壁や椅子などに手をついてもらい、お尻を突き出してもらった状態で腰を掴みながら挿入しましょう。寝バックの場合は、脚を閉じた状態の女性のお尻に滑り込ませるようにして挿入します。
騎乗位とは、仰向けになった男性に女性がまたがり、ペニスを挿入する体位です。女性が主導で動くので、男性はペニスを膣内に挿入できるようにサポートしましょう。
女性がゆっくり腰を下ろしながら挿入していきます。正常位のときと同じく、膣がペニスに馴染むまで動かさずに待つのがコツ。馴染んできたら、徐々に動かしてピストンしましょう。
女性がまたがった状態で動くのが難しい場合は、挿入したまま上体を倒して男性に覆い被さる体制がおすすめです。覆い被さった女性のお尻を持ちながら動かせば、スムーズに刺激を与えやすくなります。
セックスは性欲を満たすだけでなく、カップルがお互いの愛を確かめ合う行為としても行われます。では、実際にセックスで挿入する瞬間は男女それぞれどのような感覚なのでしょうか？
ここでは、男性視点と女性視点でそれぞれのセックスで挿入した瞬間の感覚についてご紹介します。
男性はセックス時の挿入を基本的に「気持ち良い」と感じる人が多いです。
狭くてヌルヌルした膣内にペニスがずぶずぶと飲み込まれていく感覚や、全身を女性に包み込まれる感覚があり、挿入時が一番快感を得やすいという人も少なくありません。
そもそも男性はセックスに快感を重視する人が多く、性的欲求を満たしたいという思いが強い傾向にあります。
「早く挿入したい」という思いから挿入以外の工程をいい加減に行う男性もいるため、女性の準備が整っていないうちから自分の欲求を優先して挿入してしまい、相手に不満を与えてしまう可能性もあるでしょう。
男性が気持ち良さを感じる一方で、女性は挿入時に「痛い」と感じる人もいます。
ペニスを挿入すると膣内が通常の何倍も押し広げられるので、膣が狭い場合や行為に慣れていない場合は痛みを感じるケースもあるでしょう。痛みを感じないように前戯をたっぷりして濡らしてほしいと感じている女性は多いです。
また、女性はセックスに対して快感以上に安心感や満足感を重視する傾向があります。
挿入によって男性とつながる一体感も求めていますが、前戯やイチャイチャする時間も含めてゆっくり愛し合いたいと考えている女性もいます。
このように男性と女性とでは挿入に対する感覚だけでなく、理想や考え方も異なります。挿入の際は、女性の反応を見ながらタイミングやスピードを調整するようにしてください。
挿入後に痛みを感じる女性もいるため、挿入した直後はしばらく動かないようにしましょう。
挿入してすぐにピストン運動を始めてしまうと、膣がまだ馴染んでいないため痛みを伴う可能性があります。特にAVのような激しく突くようなピストンは、痛みを感じやすいだけでなく、出し入れによって愛液が外に掻き出されてしまい膣内が乾く原因にもなりかねません。
挿入後は、膣がペニスの形に馴染むまでしばらく待ちましょう。その間はキスや愛撫、クリトリスを刺激するなどして相手をリラックスさせるようにしてください。女性の緊張がほぐれてくると膣が柔らかくなり、痛みを感じにくくなります。
また、AVのような激しいセックスはおすすめしません。AVはプロが演技も兼ねて行っている行為なので、激しくするほど強い快感を得られるという間違った認識でセックスに臨まないように注意してください。
ここからは、セックスでスムーズに挿入するコツについて解説します。
挿入に手間取ってしまうと、せっかくの雰囲気が台無しになる可能性があります。スムーズに挿入するために、以下の5つのコツをしっかり押さえておきましょう。
1.前戯の時間を長めに取る
2.女性が抱く緊張を取り除く
3.体位を変えてトライする
4.斜め45度の角度から挿入
5.ローションで滑りを良くする
セックスでスムーズに挿入するコツの一つ目は、前戯の時間を長めに取ることです。
スムーズに挿入するには、女性の膣が十分に濡れている必要があります。膣を濡らすには、性的興奮を感じさせなければいけません。
女性が性的興奮を感じるとクリトリスや膣などの性感帯が充血し、膣壁の周辺にある毛細血管が広がって血管壁を押し開くことによって分泌液が出てくるようになります。これが「濡れる」という現象です。
キスやハグ、手や口での全身への愛撫など、前戯をたっぷり行って性的興奮を高めていけば、膣が濡れてペニスを受け入れる準備が整います。また、時間をかけて前戯を行うことで男性からの愛情を感じられ、女性はさらに濡れるので快感がより増大するでしょう。
男性が完全に勃起でき、女性の膣がしっかり濡れていれば、挿入がスムーズになります。
セックスでスムーズに挿入するには、女性が抱く緊張を取り除くことも欠かせません。
たとえ時間をかけて前戯を行ったとしても、女性がなかなか濡れないケースもあります。女性は緊張やストレスを抱えているとホルモンバランスが崩れてしまい、結果的に濡れにくくなってしまいます。
また、緊張やストレスは「膣痙攣」を引き起こす原因にもなります。緊張していると、膣口の周辺にある筋肉が反射的に収縮するためスムーズに挿入できなくなります。膣痙攣の原因は、セックスに対する不安や過去のセックスにおけるトラウマなど、心因的なものがほとんどです。
この状態で無理やり挿入しようとすると、女性が強い痛みを感じる可能性があるので絶対にやめましょう。
女性ができるだけリラックスして臨めるよう、前戯に時間をかけるだけでなく、照明や空調、アロマなどリラックスしやすい環境を整えてあげるのもおすすめです。
前戯に時間をかけて女性の緊張を緩和してもスムーズに挿入できない場合は、体位を変えてトライしてみてください。
女性の膣には個人差があり、人によって向きや形が異なるため、体位によっては挿入が上手くいかない場合があります。最初に試した体位でスムーズに挿入できなければ、女性が好きな体位や痛みを感じづらい体位に変えてみるのもおすすめです。
また、女性の膣には、お腹側に膣がある「上付き」とお尻側に膣がある「下付き」の2種類があり、上付きか下付きかによって挿入に最適な体位は異なります。
上付きの女性の場合は、正常位で挿入すると膣にフィットしやすく、騎乗位や対面座位も比較的挿入しやすい体位です。一方で下付きの女性の場合は、バックや背面座位が挿入しやすい体位となります。
上付きか下付きかを判別するには、「膣口の位置」を確認してください。「クリトリスと尿道口の距離」が「膣口から肛門までの距離」よりも短ければ上付き、長ければ下付きとなります。
最初は判断するのも難しいと思うので、パートナーと一緒にベストな体位を探っていきましょう。
挿入時は、できるだけ斜め45度の角度から挿入することを意識してみましょう。
膣は背中側に傾斜した作りになっているため、真っ直ぐ挿入しようとするとスムーズに挿入できない可能性があります。そのため、45度の角度を意識しながら斜め下方向にペニスを挿入してみてください。
正常位で行う場合は、女性にM字のように脚を開いてもらいましょう。このとき、上付きの女性の場合はお腹側にあるＧスポットに向かってこすりつけるように挿入すると、スムーズに入りやすくなります。
下付きの女性に正常位で挿入する場合は、腰を浮かせてもらったり下にクッションや枕を置いたりするなどして、斜め45度の角度から挿入できるように膣の角度を調整するといった工夫が必要です。
女性は体質によって感じにくい人もいれば濡れにくい人もいます。どんなに前戯を施しても緊張を取り除いても、そもそも濡れにくい体質のため挿入が難しいというケースもあるでしょう。
そのような場合は、ローションを使うのがおすすめです。ローションは円滑剤として摩擦を軽減して滑りを良くする役割をするため、挿入時に女性が感じる痛みを軽減することができます。
ローションといっても種類はたくさんありますが、オーガニック素材や肌への配慮が施されたラブローションであれば、肌トラブルのリスクを減らすことができます。また、粘度が低いものなら、水で洗い流しやすいというメリットもあるのでおすすめです。
ただし、ローションに抵抗がある女性もいるため、使用する際は、事前にパートナーに同意を得るようにしてください。
また、ベッドやシーツがベトベトになるのが嫌という女性もいるため、替えのシーツを用意したり下にタオルを敷いたりするなどして、女性が安心してセックスに臨めるような環境を用意しておくことも大切です。
セックスで射精にかかる時間は人それぞれなので、挿入時間が短い人もいれば長い人もいます。
しかし、あまりに挿入時間が極端だと「自分は早漏なんじゃないか」「射精に時間がかかるから遅漏かもしれない」という悩みにつながるケースもあるでしょう。
ここでは、セックスの挿入時間について解説します。セックスで挿入にどれくらいの時間をかけている人が多いのかを把握して、目安にしてみてください。
日本人がセックス時の挿入にかける時間は、10分前後が目安といわれています。なお、オランダやアメリカなどの欧米諸国のカップルが挿入にかける時間の中央値は5分前後なので、世界と比較すると日本人の挿入時間は長いといえるでしょう。
また、日本人がセックスにかける時間の平均は、30分前後です。
セックスは「前戯」「本番（挿入）」「後戯」の3段階に分かれています。
挿入時間が10分前後なのに対し、前戯には10分～20分程度かける人が多いことから、日本人は前戯により長い時間を費やす傾向にあることが分かります。一方でピロートークを含む後戯には時間をかける人は少なく、5分未満が一般的です。
もちろんセックスにかける時間が30分未満と短いカップルもいれば、1時間以上に及ぶカップルもいます。また、セックスの時間が短い場合は挿入がメインとなり、長時間セックスをする場合は前戯や挿入の時間もさらに長くなる傾向があります。
セックスにかける時間も前戯や挿入にかける時間もカップルによって差があるため、あくまで目安としてセックスや挿入を楽しむと良いでしょう。
カップルによってセックス時間や挿入時間に大きく幅があるように、理想的な挿入時間は人によって異なります。10分未満で射精しても満足できるカップルもいれば、1時間以上かけてじっくりセックスを行うカップルもいます。
セックスは一人よがりの行為ではありません。体の相性の良し悪しによっても理想の挿入時間は異なります。セックスを通してお互いが満足感や幸福感を得るには、それぞれの理想を照らし合わせる必要があります。
セックスにおける満足感の有無は、パートナーとの関係性にも影響します。セックスを通してパートナーとの関係や愛情をさらに深めるためにも、相手の反応を見ながら前戯や挿入を進めていくようにしましょう。
経験がない場合、セックスの際にスムーズに挿入するには知識とコツが必要です。
上手く挿入できないと女性に痛みを与えてしまうおそれがあります。女性の痛みや緊張を緩和するためにも、挿入前に必ずたっぷり時間をかけて前戯を行うようにしてください。
また、挿入する際に焦りは禁物です。相手への気遣いを忘れずに、焦らず丁寧に挿入していきましょう。
一緒に気持ち良くなることを意識して進めていけば、お互いに快感や満足感を得られて気持ち良いセックスができるようになりますよ。
いざ本番となったときに向けて、本記事を参考に今のうちから挿入に関する知識やコツを身につけて準備を行っていきましょう。
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